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オオイヌノフグリ

2019年01月29日 | 日記
オオバコ科クワガタソウ属。 別名:ホシノヒトミ(星の瞳)。 越年草、秋に芽を出してほかの植物が繁殖しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。 夏の間は種子で過ごす。寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短い毛で雪と霜をとうざけて保温する。 原産地:ヨーロッパ原産。 早春に可愛いコバルト色の花をつける。 ヨーロッパ原産ですが、アジア、南北アメリカ、オセアニア、アフリカに帰化植物として定着しています。日本では1,887年に東京で確認され、全国に広がっています。 名前のフグリは陰嚢のことで、実の形が雄犬のそれに似ていることに由来します、ただし、これは近縁で日本の在来種である「イヌノフグリ」に対してつけられたもので、この果実はそれほど似ていません。よって、正しくはイヌノフグリに似た大型の植物の意味になります。 なお、かつて路傍や田のあぜ道などに普通に見られたイヌノフグリは、近年このオオイヌノフグリにその生育場所を奪われ、生育地自体も開発によって減少しているために数を大幅に減らしています(絶滅危惧類に指定)。 開花期:2月~5月。花弁は4枚、ただしそれぞれの大きさは異なるので左右対称である。太陽の光によって開花し一日草です。花の中心にある蜜でハチ、ハナブ、チョウなどの虫を誘う虫媒花ですが、自家受粉も可能で、よく見られる近交弱勢はないが非常に小さい。 2月11日の誕生花。 花言葉:「忠実」、「信頼」、「清らか」。
写真  オオイヌノフグリ (1月22日楢原町の空き地)