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ウグイスカグラ(実)

2020年05月09日 | 日記
スイカズラ科スイカズラ属。 日本固有の落葉低木。日当たりのよい林縁などに普通に見られる。高さは1~3mほどになり、よく枝分かれして密に茂ります。植物学的には葉柄や花などに毛が散生する「ヤマウグイスカグラ」の変種とされますが、中間型もあるので分けない説もあります。 名前の由来は良く分かっていません。 一説によれば「カグラ」は、「狩り座(くら)」で小鳥を捕らえるようによく茂ることから、というものがあります。また、ウグイスの鳴く頃に咲くからという説があり、古名「ウグイスノキ」があります。 原産地:日本固有種(北海道、本州、四国)。 葉はやや小型で対生し、葉先が三角形状の長さ3~8㎝前後、幅2~4㎝の楕円形∼倒卵形です。果実は下垂し、長さ1.5㎝程の紡錘形で初夏に赤く熟し、やや甘みがあって食べられます。 ただし、果実がやや似た「ヒョウタンボク」の仲間は果実は有毒なので注意しましょう。 ヒョウタンボクの果実は2個合着していることで区別できます。 開花期:4月~5月。 早春から春に枝先の葉腋に花を下垂させます。 花冠は長さ2㎝の淡紅色の漏斗型ですが、花冠の先は5裂して平開しています。 2月20日の誕生花。 花言葉:「未来を見つめる」、「明日への希望」。 (注):本年2月5日・ウグイスカグラの花で紹介。
写真   ウグイスカグラ(実)・(鶯神楽)5月7日清水公園