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ブタナ

2020年05月21日 | 日記
キク科エゾコウゾリナ属。 多年草。 外観はタンポポに似ついるが、ブタナ(豚菜)は30~60㎝程度の花茎が途中で数本に分かれ、それぞれの頭に直径3㎝程の黄色い花をつけるのが特徴。また、花茎には葉はついていない。 葉はロゼット状で裏にびっしりと毛が生えており、根は深い。 原産地:ヨーロッパ原産。日本では外来種(帰化植物)として各地に分布する。 原産地ではハーブとして食用にされる。 現在ではアメリカ大陸、オーストラリア、ニュージランドなど、世界中に帰化している。 日本には昭和初期に入って来たとされ、北海道及び本州の広い範囲に分布、道路脇、空き地、牧場、草原、農耕地の周辺で生育している。 開花期:6月~9月。 外観はタンポポに似ているが沢山のブタナが隙間なく群生し、さながら黄色の絨毯を広げたような光景は美しいが、群生した地域では芝生が枯れてしまうなどの被害も発生するため、害草として駆除されてしまうことが多い。 全部分が食用になり、葉と茎が最も利用される。 成長しすぎると硬くなるが、若葉はくせが少なくサラダ、茹で野菜、揚げ物などで食され、タンポポより苦味が少ない。根はコーヒーの代替え品として炒ってテハーブテーとして飲まれる。 名前の由来:フランスでは「豚のサラダ」と呼ばれており、「豚菜」と名がついたそうです。6月8日の誕生花。 花言葉:「最後の恋」。
写真   ブタナ(豚菜) 4月30日 南浅川土手