フウロソウ科フウロソウ(エロディウム)属。 ヒメフウロ(姫風露)、別名:シオヤキソウ。この名は全体に特有の匂いがあり、この匂いが塩を焼いたときの匂いに似ていることから来ています。石灰岩山地を好みます。草丈20~30cm。 分布:アジア、ヨーロッパ、北アメリカの温帯に広く分布する。 日本では鈴鹿山脈北部の霊仙山、養老山地北部、四国剣山の一部地域のみに分布する。山地帯の日当りのよい石灰地質に生える。 徳島県、三重県、高知県で絶滅危惧種の指定を受けている。 開花期:5月~8月。 葉の脇から細長い柄を出し、先に紅色の小さな花を1~2輪ずつつける。花径は1~2㎝。花弁は5枚、花弁には濃い紫色の筋が2本入る。花の柄や萼片には毛が生えている。、 オシベ5本、メシベ1本。 実はさく果。用途:鉢植え、庭植え。8月29日の誕生花。 花言葉:「静かな人」。
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ヒメフウロ(5月22日清川町)
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