アカバナ科ヤマモモソウ(ガウラ)属。 多年草草花、耐寒性、耐暑性あり。 和名:ヤマモモソウ(山桃草)。 別名:ハクチョウソウ(白蝶草)。ガウラの穂状に咲く小花が、風に揺れる様子は、白い蝶が群れて飛んでいるようで、優しい風情が感じられます。性質は強健で耐暑性もあり、初夏~晩秋まで次々に花を咲かせながら株が大きく成長していきます。 花壇の背景、コンテナの寄せ植えから、広い場所での景観植物としての利用まで、幅広い用途があります。 また、フラワーアレンジメントでは、空間を埋めるフイラーフラワーとしても使いやすい花です。 原産地:北アメリカ原産。 北アメリカに20種ほどありますが、観賞用に栽培されるのは本種(G・リンドハイメリ)で日本へは明治時代中頃に入ったと言われています。 以前は草丈Ⅰm以上に伸び白花だけでしたが、近年は濃いピンクなどの育成に始まり、複色、背の低いものなど、多くの園芸品種が育成され利用されるようになりました。 開花期:5月~11月。 秋咲きもあります。 花弁は4枚で長いオシベがよく目立ちます。1つの花は短命で3日ほどで散りますが、花付きがよく、ほとんど途切れることなく咲き続けます。 花色は赤、ピンク、白、複色。6月9日の誕生花。 花言葉:「負けずぎらい」、「清楚」、「我慢できない」、「繊細な心を傷つけない」、「神秘」、「舞姫」。
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ガウラ (5月31日・中野上町)
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