お花や日々の出来事を

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トクサ(砥草)

2019年01月26日 | 日記
トクサ科トクサ属。 常緑のシダ。スギナの仲間で山中の湿地に自生する。全面茎という感じ、茎は直立し節が目立つ。 草丈30cm~100㎝. この茎は珪酸質を含み表面に細かい突起があり、細工物を磨くのに使われる。表皮細胞の細胞壁にプラントオパールと呼ばれる珪酸が備蓄して硬化し、砥石に似て茎で物を磨くことが出来ることから、砥石草と呼ばれる。 紙やすりが一般的な現代でも高級ツゲクシの歯や、漆器の木地加工、木製品の仕上げ工程などに使われる。また、腸出血を抑える薬や、止血、下痢止め、などの薬効があり、いろいろ有用な植物の様である。昔は「トクサ」を刈ることで生計を立てて居る人もいた。 原産地:北半球の亜熱帯南部から温帯北部にかけての広範囲、15種が分布し、内9種が日本に存在する。 日本では北海道から本州中部にかけての山間湿地に自生するが、観賞などの目的で栽培されることが多い。 開花期:7月~8月。 花はツクシそっくりの茶色の花をつける。 トクサは花のような華やかさはありませんが、風情を感じる和の雰囲気を持っています。また、青々とした茎を竹に見立てて門松風のアレンジをしてみるのも楽しみです。 9月25日の誕生花。 花言葉:「率直」、「非凡」。
写真  トクサ (1月21日、八日町商店前)

アオキ(実)

2019年01月25日 | 日記
アオキ(ガリア)科アオキ属。 別名:アオキバ(青木葉)。 常緑低木、2mほど。枝は太く緑色。 葉は対生し厚く光沢がある。 乾くと黒くなる性質をもつ。 庭園や公園の植え込みに植栽され、日本国外でも栽培される。半日陰を好み、耐寒性があり作りやすく、熟した果実から取り出した種をまくか、挿し木をして繁殖する。原産地:日本原産。東北地方南部、関東以西~沖縄までの森林に自生する。 日陰にもよく育つ。 北海道、本州北部の日本海側の多雪地には、積雪に適応した変種ヒメアオキが自生する。葉には苦味健胃作用があり、民間薬の「陀羅尼助」に配合されている。また、腫もの、やけど、切り傷などの保護、消炎作用があり、生葉を火であぶったものを患部に貼るなどして用いられる。 開花期:3月~5月。 花色は褐色または緑で、枝先に穂のようにつける。花弁は4枚、子房下部、単性花で雌雄異株。雄花は黄色の葯を持つ4本のオシベがあり、雌花は緑の子房がある。 果実は2㎝ほどの卵形、液果で種子1個を持つ,秋頃から赤く熟し11月~翌年5月頃までついている。実は白、黄色もある。 10月22日、12月7日、12月12日、12月31日の誕生花。 花言葉:「初心貫徹」、「若く美しく」、「永遠の愛」、「変わらぬ愛」。
写真  アオキ(実)1月22日楢原町 

紅梅

2019年01月24日 | 日記
バラ科サクラ属。落葉小高木。幹がごつごつしているのが特徴。 白梅の場合実が梅干しとなる。 江戸時代には各藩が非常食として梅干を作ることを奨励したため、梅林が全国に見られるようになった。 ちなみに「梅雨」(つゆ)の名の由来は、梅の実のなる頃に雨が多いかららしい。 原産地:中国原産。奈良時代の遣隋使(けんずいし)、または、遣唐使(けんとうし)が中国から持ちかえったらしい。 万葉集の頃は白梅が、平安になると紅梅がもてはやされた。 実を結ぶ時期:桃栗3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚は大馬鹿18年、林檎(りんご)ニコニコ25年。何事も時期が来なくては出来ないというたとえ。 薬効:咳止め、解熱、薬用部位は未熟果、生薬名は「烏梅」(うばい)。開花期:1月~3月。 1月から咲き始めるもの、3月中旬からのものなど様々。 桜と違って咲き方も、散り方もゆっくり、とても良い香りの5弁花、八重もある。紅梅は濃い桃色、紅紅梅色。 1月1日、1月18日、1月24日、2月2日、2月3日、2月8日の誕生花。 花言葉:「忠実」、「優美な人」、「優美」。
写真  コウバイ(紅梅)1月20日川口町 

レウイシア

2019年01月23日 | 日記
スベリヒユ科レウイシア属。 多年草、常緑性と、落葉性種があります。多湿を避けた乾燥気味に保ちます。乾燥した寒さに弱い、冬は5℃以上の場所で管理します。 一年に1回は植え替えをする。花が終わったら茎ごと切り取る。繁殖は株分けと、種まきで殖やせます。 原産地:北アメリカ。 オレゴン州からカリフォルニア州にまたがるロッキー山脈に16種が分布する。 毎年花を咲かせる多年草です。主に山地に自生し、山野草として扱うことが多いです。 砂礫地や岩場、乾燥地帯に自生して、葉が肉厚になるものが多いです。 花の名はアメリカ探検家メリーウェーザー・レウイスにちなんで名ずけられました。 開花期: 11月~4月。 ロゼッと状に広げた光沢ある葉の間から次々と花茎を伸ばしてその先に、濃いピンクで可愛らしい花を咲かせます。 別名:イワハナビ(岩花火)。 3月16日の誕生花。 花言葉:「熱い思い」、「熱い思慕」、「ほのかな思い」。 
写真  レウイシア(1月14日花屋)

ホトケノザ

2019年01月22日 | 日記
シソ科オドリコソウ属。一年草、あるいは越年草。四角い断面の茎は柔らかく、下部で枝分かれして先は直立する。 道端や田畑の畔などによく見られる雑草です。 草丈は10~30cm。 別名:サンガイグサ。 原産地:アジアやヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布する。日本では北海道以外の本州、四国、九州、沖縄に自生する。 下部の葉には長い柄があり、上部のものには柄がない。 葉は半円形で互い違いに生える「互生」。葉の縁にはギザギザ(鋸歯)がある。 名前の由来は、花の下にある葉が茎を包み込むようになっているのを、仏の蓮華座に見立てたものである。 春の七草のホトケノザはキク科。コオニタビラコのことで、そのため古くから七草がゆの一種として食べられています。本件のホトケノザは名前が同じですが食べられません。勘違いしないように。 開花期:3月~6月。 上部の葉腋に長さ2㎝ほどの紫で唇状の花をつける。 上唇は兜上で短毛がびっしり生え、下唇は2裂し、濃い紅色の斑点がある。蕾のままで結実する閉鎖花が混じることが多い。 白の花をつけるものもあり、シロバナホトケノザと呼ばれる。2月8日の誕生花。 花言葉;「調和」、「輝く心」。
写真  ホトケノザ(仏の座) 1月16日楢原町