スイカズラ(タニウツギ)科ハコネウツギ属。 落葉性低木、耐寒、耐暑性は強い。樹高3~5m。 葉は楕円形で向き合って生える。 葉の先は尾状に尖り、縁には細かいギザギザ(鋸歯)がある。 箱根の名がつくが、箱根に自生するものは少ない。「空木」というのは中空の事をいう。 同属の近縁種にはタニウツギがあります。 ハコネウツギ(箱根空木)別名:ゲンペイウツギ(源平空木)。 原産地:日本固有種。 北海道から九州にかけて分布する。 生育地は海岸近くの日当りのよい場所に自生しています。 二色の花が咲くハコネウツギは人気の高い樹木です。 開花期:5月~6月。 葉の腋にラッパ形で先が5列した花を1~3輪くらいずつつける。 花の色は初めは白、それが薄いピンクから紅色へと変化する。 ただし、白花のものや、初めからピンクのものもある。 花冠の付け根は棍棒状の蜜腺がある。萼片は5枚。 花の後に出来る実はさく果(熟すと下部が裂け、種子が散布される果実)です。 6月14日の誕生花。 花言葉:「移り気」。
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ハコネウツギ (5月14日清川町)
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