お花や日々の出来事を

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ハコネウツギ

2020年05月26日 | 日記
スイカズラ(タニウツギ)科ハコネウツギ属。 落葉性低木、耐寒、耐暑性は強い。樹高3~5m。 葉は楕円形で向き合って生える。 葉の先は尾状に尖り、縁には細かいギザギザ(鋸歯)がある。 箱根の名がつくが、箱根に自生するものは少ない。「空木」というのは中空の事をいう。 同属の近縁種にはタニウツギがあります。 ハコネウツギ(箱根空木)別名:ゲンペイウツギ(源平空木)。 原産地:日本固有種。 北海道から九州にかけて分布する。 生育地は海岸近くの日当りのよい場所に自生しています。 二色の花が咲くハコネウツギは人気の高い樹木です。 開花期:5月~6月。 葉の腋にラッパ形で先が5列した花を1~3輪くらいずつつける。 花の色は初めは白、それが薄いピンクから紅色へと変化する。 ただし、白花のものや、初めからピンクのものもある。 花冠の付け根は棍棒状の蜜腺がある。萼片は5枚。 花の後に出来る実はさく果(熟すと下部が裂け、種子が散布される果実)です。 6月14日の誕生花。 花言葉:「移り気」。
写真   ハコネウツギ (5月14日清川町) 

ブラシノキ

2020年05月25日 | 日記
フトモモ科ブラシノキ属。 常緑小高木。 別名:カリステモン、キンポウジュ(金宝樹)、ハナマキ(花槇)。 学名のカリステモンはギリシャ語で「美しいオシベ」という意味。ブラシノキの最大の特徴は花の姿がビンを洗うためのブラシそっくりの姿です。草丈1~3m。 原産地:オーストラリア、ニューカレドニア原産。 観賞用に栽培される。 果実は朔果で、見た目には枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見える。 実は粉状の種子が入っており、オーストラリアでよく起こる森林火災が起こると、割れて種子を放出する。 ブラシノキ属には34種があり、そのうちの数種が観賞用に栽培されている。 開花期:5月~6月。 花弁は小さく目立たないが赤く(ときに白く)の長い花糸が目立つ。穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見える。 花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ。 5月19日の誕生花。 花言葉:「恋の炎」、「はかない恋」、「気取る心」、「素直な気持ち」。
写真   ブラシノキ (5月22日清川町)

ヒメフウロ

2020年05月24日 | 日記
フウロソウ科フウロソウ(エロディウム)属。 ヒメフウロ(姫風露)、別名:シオヤキソウ。この名は全体に特有の匂いがあり、この匂いが塩を焼いたときの匂いに似ていることから来ています。石灰岩山地を好みます。草丈20~30cm。 分布:アジア、ヨーロッパ、北アメリカの温帯に広く分布する。 日本では鈴鹿山脈北部の霊仙山、養老山地北部、四国剣山の一部地域のみに分布する。山地帯の日当りのよい石灰地質に生える。 徳島県、三重県、高知県で絶滅危惧種の指定を受けている。 開花期:5月~8月。 葉の脇から細長い柄を出し、先に紅色の小さな花を1~2輪ずつつける。花径は1~2㎝。花弁は5枚、花弁には濃い紫色の筋が2本入る。花の柄や萼片には毛が生えている。、 オシベ5本、メシベ1本。 実はさく果。用途:鉢植え、庭植え。8月29日の誕生花。 花言葉:「静かな人」。
写真  ヒメフウロ(5月22日清川町)  

コバンソウ

2020年05月23日 | 日記
イネ科コバンソウ属。 別名:タワラムギ(俵麦)、ゴウダソウ(合田草)。 コバンソウは普通に見られる雑草のひとつ。 小判に似た小穂をつけることから名ずけられました。 一年生植物で草丈10~60㎝ほどになる。 茎は直立し根元はややほふくする。 葉は細長く5~10㎝、幅3~8㎜で毛がなく縁はざらつく。 原産地:ヨーロッパ原産。 日本へは明治時代に観賞用として導入された帰化植物です。 日本では本州中部以南に分布し、世界ではヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセニア、南北アメリカの温帯地域に分布する。 沿海地の畑、道路、荒れ地などに生育し、日当たりのよい所を好む。 乾燥に強く土質をえらばない。 開花期:5月~7月。 茎の上部にまばらに数個の小穂の付いた先が垂れる円錐花序を形成する。小穂は細い枝で垂れ下がり、卵形から楕円形で長さ1~2㎝、幅1㎝位で8~18個の小花でつくられている。光沢があり美しい。和名はこれを小判に見立てたものである。 花色緑、褐色。 9月22日の誕生花。 花言葉:「心を揺さぶる」、「素朴な心」、「興奮」、「熱心な議論」、「金満家」。
写真  コバンソウ(小判草)4月30日元本郷町  

シラン(紫蘭)

2020年05月22日 | 日記
ラン科シラン属。 山野草(多年草)。ランの中でも丈夫で育てやすい。 草丈40~70cm。 鉢植えも庭植も一年中明るい場所を好みます。 夏の暑さにのは強く、少々の葉焼け程度ではびくともしません。 ただし、冬に寒がることがあるので、鉢植えの場合凍らない程度の場所に置くことが理想です。 庭植の場合はよほどひどい凍結以外は、そのままで大丈夫です。 水やりは、鉢植えは毎日たっぷりと水を与えます。丈夫なので多少の乾燥には十分耐えますが、芽の多いものや、根の詰まったものは多めに水やりするとよいでしょう。 庭植えは自然の雨任せで十分成長します。 原産地:日本(関東地方~九州)、中国。 球茎を乾燥させたものは「白及」(ビャクキュウ)といい、漢方では止血や胃潰瘍の薬として使われる。 開花期:5月~6月。 長く伸びた花茎の先に、蘭科植物特有の美しい花数輪を咲かせます。 花色は紫、白、ピンク。 花言葉:「楽しい語らい」、「変わらぬ愛」、「互いに忘れないように」、「その姿を忘れない」。 5月31日の誕生花。
写真   シラン(5月14日第2公園)