あ～～一人でゆっくり歩きたい！

昨日の母はデイサービスでずいぶん元気がよかったみたいだ。

10：30過ぎにお風呂に入って、お昼ご飯は介助してもらって全量食べた。

午後も車椅子で過ごし職員さんと話していたが、ずっと「あ～～一人で歩きたい！」「あ～～一人でゆっくり歩きたい！」と叫んでいたようだ。

かぼちゃ団子のおやつは完食・・・！

相変わらずズボンの両すそをたくしあげている。



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寒いわ

今朝の定点観測
+2.4℃
いつものGSの温度計、午前６時25分。


小雨が降って、寒い。

お湯割スポーツドリンクを飲んでいる母が、私がコーヒーを飲んでいるのを見て「黒いやつ美味しそうだね」と。

そんなに傾むいていて見えるんかい！という話です。





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声出さないでお参りして帰ったのかい

もうお昼というところでお寺から「道わからなくて遅くなってしまった」と電話があって少ししてお寺から来られた。

石川県から４月に来たばかりで道に迷いましたと来られたが、読経してもらった。

車椅子で見送った母が「声出さないてお参りして帰ったのかい」と、読経の声が聴こえていない。


帰ってちょっとしたら、ドクターが訪問診療に来られた。

母はすぐに人が現れたからドクターを認識できず「お参りに来てくれたのかい」と聞いていた。

発熱しても一回の薬で熱が下がってしまう状態にドクターは「百歳過ぎて元気な人は選ばれた人で60歳70歳の人より薬もよく効きます」と。



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起きてあんたの顔見るのがいいの

今朝の定点観測
－12.2℃
いつものGSの温度計、午前６時35分。


オカンのアッシーから帰って、さぁもう一眠りしていたら。

「起きれない、起こして」と母が叫んでいた。

何したいの、起きてどうするのよと言いつつベッドに座らせたら、母が「起きてあんたの顔見るのが、いいの」って。

泣かせるセリフを言いよった。


誰かわかるのと聞いたら「息子、名前はわからないけど」と。




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子どもを学校にやらんとならん

今朝の定点観測
+2.1℃
いいものをGSの温度計、午前６時30分。


こちとら胃袋がムカムカ来ているのに、「あぁ、あ～」なんだかオッカサンが喚いている。

「子ども学校にやらんけならん」って、どこに学校行ってる子ども居るんじゃ～～？！！





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あぁ温かいご飯だ

今朝の定点観測
+1.4℃
いつものGSの温度計、午前６時30分。


「起こして～」と、オカンのアッシーから帰ってさぁもう一眠りとしている私を呼ぶ母。

起こしてベッドに座らせておくにもパジャマの下を履かさないけん。

寝かせたまま履かせればいいものを抱えて履かそうとするから腰砕けになるのを逃げたら、ベッドに顔からつんのめって動けずにいる母。

恐いのはプランと腕に力なく腕がどこ向いているかわからずおかしな向きのまま倒れて自分の重さで腕を折ってしまわないかだ。

倒れ込んでも腕で体を起こそうとするわけでないから腕を下敷きしないように表替えしするのがしんどかった。

こんだけしたらご飯食べさせなけならん。

「あぁ、温かいご飯だ」って、いつ冷や飯食べさせたか！




まだ眠たいわ




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なんか見たことある人だね

あっち向きに寝かせてた母が「起きられない」と呼んだ。

サイドガードを外して身を起こさせた。

「シッコ」とか言うから、一人で立ってくれないと腕痛くて支えられないんだと言ったら、「若いのに大変だね」と。


誰のせいだと言っても、そう言うことは聞こえない。


なんとか抱えてポータブルトイレに座らせたら、まじまじと私の顔を見て「なんか見たことある人だね」と宣った。





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おじさん、どこにいたの？

昨夜はオカンが疲れ果て早寝するということで母上にも早くお休みいただいた。

この頃、私が反応できないのか母がよく眠っているのか丑三つ刻まで動きに気付かなかった。

３時、自分の用で起きたら母は床に寝ていた。

４時15分、「シッコ」と呼ばれる。

６時10分、「起こして」と呼ぶので見に行ったら膝をついてベッドにしがみついていた。

母は助け起こした私を見て「おじさん、どこにいたの？」と聞いた。

なんざんしょ！

馬鹿になっても、これだけは

今朝の定点観測

　－18.4℃

いつものＧＳの温度計、午前７時。



昨夜の母は、ディサービス帰りで疲れたか早く横になりたいと言うところをなんとか20時まで起こして置いた。


寝かせて５分しないでモソモソしはじめた。

こうなるから寝せられないと言っても聞くものでない。


起きていればとベッドに座らせ私らも早々に寝ることにしたのだが、母が「財布を隣の屋根の雪の下に置いて来た。見に行くから立たせて」と言い始めた。

一人で立てもしない人がどうやって隣の家の屋根になんかできるのさぁと言おうが思い込んだら聞く耳持たず。

それこそ隣に聞こえるくらいの声で「隣の家の屋根に財布を置いたのは私が悪い」と延々と。

「いくら馬鹿になっても、これだけは間違いない。見て来なかったら、無くなってしまうかも知れない」と。

いい加減イヤになってふすま閉じて自分のソファベッドに戻ったら聞こえてくる声のトーンが変わった。

いつの間に滑り降りたのか、カーペットの上で立てずにくるくる回りながら立とうとしていた。


人の言うこと聞けないなら自分で行って見てくればいいと抱え上げて立たせるが、今度は「こんな恰好では寒い」と。

ひとまずベッドに腰掛けさせる。

もう１時間だ。こちらの方がバテぎみ。


いい加減、横になるかと放っていたら、また、いつの間にか床に滑り降りてイザって来ていた。


何するのと聞いたら、もう忘れていた。



「見てくるから」と一言いえばこんな２時間もかかることなかったろうに、、、、、、、、





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起きて働かんけならん

私が気がついたらもう朝で母は半ケツ状態でベッドに腰掛けていた。

足元には押し入れに入れてあったパジャマの下が落ちている。


「起きて働かんけならん」、その思いがベッドのサイドガードを伝って動いたようだ。



アラームはオフになっていた。


転んだりしなければ良しとするべし。



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そんなの初めて聞いた

夕食終わって、母が「女の人、帰って来ないの」と聞く。


野球の中継終わって静かになった時にも少ししたら「誰も帰って来ないの」と言っていた。


息子と嫁といるでしょう。子ども達はみんな結婚したり家にいないんだよ、とさっきも言ったでないかいと言ってみても、「そうなの。初めて聞いた。知らんかった」と毎日、日課のように繰り返す。



今日みたいに、今季も勝に勝ちをつけられないのか、勝では勝てないのか、と日ハムの試合を見ている時に「なんも、わからない」なんて言われても、中田が打たないからだとカリカリするオカンに黙っとけと怒鳴るのも、ジッと我慢で、岩舘の同点タイムリーによく打ってくれた、賢介のサヨナラタイムリーに感激しているのだ。



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親子で世話になるね

オカンと二人で母を車椅子から安楽椅子に移乗させた。

その時オカンがこの人誰と聞いたら、母は「息子。」そして「親子して世話になるね」と続けた。


オカンは、母のまるでヘルパーさんでも見ているかのような話し方に、家族なんだからと言うが、どうも怪しい表情だ。


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物心ついて初めてだ

８日ぶりに母の便通があった。


大体、便通の後始末は私がしているのだが、「物心ついて初めて、お尻拭いてもらったわ」と母が言った。


オカンが、いっつも息子がしているしょと言ったが、「そんなの知らんかった」と母。

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母が椅子でモゾモゾしている。
どうしたと聞いたら、「流しで茶碗洗おうと思って」と言う。

それでは、そうしてもらおうかとお任せしたが、椅子から立ち上がるのにだいぶ時間がかかり歩き出しても室内物干しに掴まろうとしたり流しにたどり着いたところで「こわいからそこの椅子に座る」と。

もう何年も洗い物してないんだよとオカンに言われて「そうだったかい」と。


いちいち反応してもしょうがないことなのだけれど、認められない。



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なんでこんなにこわいんだろう

今朝の母は７時過ぎから頻繁にシッコに起きた。


今日はディサービスの日だからすぐに起こさなきゃならないと思っても、10分もしたらモソモソとする。


そして、いつもならシッコ終わってベッドに腰かけると膝辺りを擦って痛いとか言っているのが、「あぁ、こわい。どうして、こんなにこわいんだろう」と言う。


ディサービスに行くから起こしたが、多少シンドそうにしていた。


車椅子で迎えの車に乗った時にも「あぁ、こわい」という言葉が出ていたが、それを承知で見てもらうことにした。


元気で楽しんで来てください。



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今何時ですの

明け方シッコに起きた母が、「今何時ですの」と聞いた。


５時６時でアラーム音が夢うつつに感じながら起きて行って、「もう起きる時間かい」と言われた日にゃ、勝手に起きてやがれとしょぼつく目を片方ずつ開けてシッコさせる。


ショートスティでの朝まで３、４回が信じられない。

部屋の温度の違いかとパネルヒーターつけてみたけど、あまり変わらなかった。


７時になれば水分補給で落ち着かせてからベッドに戻す手があった。



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