今日はどんなスイッチが入ったんだか夕飯のあと母が綿入れ脱いで腕まくりして流しへ向かった。
先日、ケア・マネさんが来月のケア・プランを持って来た時にちょっと調子よく歩いたもので「今日はずいぶん体の具合が良さそうですね。」と言われて、母は「はい、元気です。掃除したりしてました。」と答えていたので、つい「いつの話しさ?」と笑ってしまった。
今日はどれほどの実力ですかと側で見ていた。
コップや茶碗の縁を泡立てたスポンジでぐるっと拭くだけ。洗い桶からシンクへ落とすから、たまらず「縁が欠けるから」と仕事を取り上げてしまった。
小1時間したら寝ていた母が「晩ご飯の支度しなければならない。」と起き出して来た。
さっき食べて食器洗ったでしょうと言っても、「誰か起こした。」となる。