そんなの初めて聞いた

夕食終わって、母が「女の人、帰って来ないの」と聞く。


野球の中継終わって静かになった時にも少ししたら「誰も帰って来ないの」と言っていた。


息子と嫁といるでしょう。子ども達はみんな結婚したり家にいないんだよ、とさっきも言ったでないかいと言ってみても、「そうなの。初めて聞いた。知らんかった」と毎日、日課のように繰り返す。



今日みたいに、今季も勝に勝ちをつけられないのか、勝では勝てないのか、と日ハムの試合を見ている時に「なんも、わからない」なんて言われても、中田が打たないからだとカリカリするオカンに黙っとけと怒鳴るのも、ジッと我慢で、岩舘の同点タイムリーによく打ってくれた、賢介のサヨナラタイムリーに感激しているのだ。



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スポーツ新聞、買って来た

今日はコンビニにスポーツ新聞を買いに行って来た。

昨夜からスポーツ・ニュースでは、まさかの驚きの話しばかりだったが、あわやのノーヒットノーラン達成かとか話題いっぱいのプロ野球開幕だった。



さあ、２戦目も昨日の勢いで戦ってく～れ。



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佑ちゃん、開幕で完投！

散々、世間を騒がせてくれた佑ちゃんが、開幕投手として１失点で完投した。


大方の予想を裏切る結果だ。


中継放送の解説者の皆さんが、失礼な予想をしていたと言っていた。


本人が言っていたそうだが、144試合終わってなんぼだが、先ずは楽しい試合をありがとう。


オーロラビジョンにチラ映りした流氷おやぢさん、いい試合見れましたね。
明日も、応援がんばって！



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40になるのかな

今日は訪問看護の日。


看護師さんがいくつになったのと聞いたら、今日は「40になるのかな」と。


「寒いのに来てもらわなくても」「元気ですから」と遠慮する母に、４月から来ませんからと応えていた。

現状、訪問看護の回数を検討することとした。


介護と看護の違いも分からずに始まったが、安定していると言うか変わらずの状態ならと減らしてみます。


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窓ドンドンしたから、玄関に

母の晩ご飯が終わって３時間が過ぎたくらいで母が「窓をドンドンされた。誰か来たみたいだから玄関に行かんけならん」とベッドでもがいているのを起こして、私らがいるでしょうと言っても聞かず壁を伝ったりして結局諦めてシッコして寝たから、オカンは wiiしているし私は２階に名刺のプリントアウトをしに行った。


終わって２階から降りて来たらオカンは wiiを中断して母の寝室だ。


母は床に尻餅状態だ。

寝かせて20分で「玄関に行かないとならない」と起きて、今度はスツールに手をかけてよろけたらしい。


嫁が起こそうとしたら、「世話にならん。ご先祖さまに助けてもらう」となったらしい。

まぁ、売り言葉に買い言葉。やりとりは見当つきますが。


私がさっきも言ったでないのと言ってみたってそんなことは忘れているが、今度は「お父さん来たから起こしてもらう」と、嫁姑戦争に油を注ぐようなこと捨て台詞を言いながらシッコもせずに持ち上げられベッドに横になった。


病気なんだからと思いつつ、そんなことないと言ってしまう。


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国歌独唱、GACKT

マリナーズ日本開幕戦を適当に見ていたオカンが、ハイライトで GACKTの顔を見て声を上げた。

今日の国歌独唱は GACKTだったようだ。

頭のワンフレーズだけが流れただけだったけれど、すぐさま録画ボタンを押していた。

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もうファンクラブやめたんでなかったかい。



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黒い毛１本もなくなったんだね

椅子に座った母の足の爪を切った。


うつ向いた私の頭頂を見て母は、今更のように言った。

「あら、黒い毛が１本もなくなったんだね」と。



ホント、今更なにを確認しているのですか！




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親子で世話になるね

オカンと二人で母を車椅子から安楽椅子に移乗させた。

その時オカンがこの人誰と聞いたら、母は「息子。」そして「親子して世話になるね」と続けた。


オカンは、母のまるでヘルパーさんでも見ているかのような話し方に、家族なんだからと言うが、どうも怪しい表情だ。


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調子こいて歌ってしまった

久しぶりに歌いまくっている。


酒の力を借りければ何をしているかわかりません。


とりあえず、家に向かっています。


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寒い中、ご苦労なこって

久しぶりに元の仕事場の近くの喫茶店でマンガを読んで出たら、道路の向こうの空き地にお巡りさんが立っていた。

さっきまで雪降って寒かったろうに。

いつからか空き地がネズミ取り会場になっていたらしい。


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オトウ、もっとゆっくりとオカン

オカンが、「オトウ、もっとゆっくり走って！」と叫んでいる。


わたしゃ、ネットサーフィン中だわい。


オカンがwiiでマラソンをしているのだ。

wiiの画面上で私のアバターが追い越して行ったからって声かけられても、そんなの　知るか～～！


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まさか、モンゴルから？

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先ほど北海道新聞の販売店のお兄さんが、「北海道新聞70周年記念に応募いただき、厳正なる抽選の結果、当選されました」と届けてくれた。


記憶にございませんが、私の運を少～し使ったのでしょうか、それともモンゴルの道新ＯＢの方が届いてもいない英語辞書の礼に手を回してくれたのでしょうか。


いやいや、厳正なる抽選の結果です。


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デイサービスに出掛けた

母のデイサービスの日。


迎えの時に、４月からの法改正への対応で時間を延ばす話しをした。


「体制とれているから大丈夫です」と言う返事だ。


事業所によっては短い時間しか対応しないところも出て来るだろうとのことだ。



法律は現場の後追いだろうが、そこからこぼれてしまうことがまた起きるかもしれない。


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エチゼンクラゲのチップで緑化

今日の「夢の扉＋」は、エチゼンクラゲをチップ化して、その保水力で山を緑化する研究だった。


窒素、りん酸、カリウムを含むこともわかったようだ。


素人目には、大した研究だと思うのだけれど国内ではまだまだ評価されていないみたいだ。


海もきれいになって肥料としてもいいならば、もっと政策的に支援すればよかろうにと思うのだった。


テレビを見ながらオカンとこんな話しをしていたら、あっちを向いていた母が「お父さん、ご飯食べてどっか行ったのかい」と割り込んで来た。

目の前にいるのは誰ですか、と聞いたら「わからない」と。

話しが噛み合いません。




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ご先祖さまとは誰のこと

母のシッコの始末を終えたら、「ご先祖さま、もったいのうございます」と目を瞑ったまま唱えている。


ご先祖さまって誰のことだと聞いたら、ハッと気付いたように「おっかさん」と。

どこのおっかさんだと聞いたら、こちらを向いて「お母さん」、「お父さん」と。

100 になる人の父さんがこんなに若いかと、言わずもがな訳のわからないことを言って寝かせつけた。


ちょっとしたらまたアラームだ。

なんなのシッコしたでしょうと見に行けば、「背中、痒くて」と起きた。

タオルで背中をこすったら、「あぁ、痒いのなくなった」と手を合わす。

そんなことより寝てくれと寝かせる。

戻ったら、またアラームだ。

「背中、痒い」と。


痒み止めの薬を塗って一段落。


なんとも人騒がせな夜だ。



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