暑くて母の視線から外れて隣の座敷に寝そべった。
テーブルをはさんで座るオカンに母が「そこの男の人どこに行ったの」と聞く。
オカンが、男の人でないしょ息子でしょ後ろにいるよと言っても車椅子の母は振り返ることなく、「あぁ、そうかい」。
「お父さんの兄弟は」と、またわからない話しになる。
「明日、どこに行かんけならんの」
「今晩、ここに泊まってもいいの」
話しをすると、話しのラリー3ッ目くらいであれっとなって確かめると「わからない」と噛み合わない。
テーブルをはさんで座るオカンに母が「そこの男の人どこに行ったの」と聞く。
オカンが、男の人でないしょ息子でしょ後ろにいるよと言っても車椅子の母は振り返ることなく、「あぁ、そうかい」。
「お父さんの兄弟は」と、またわからない話しになる。
「明日、どこに行かんけならんの」
「今晩、ここに泊まってもいいの」
話しをすると、話しのラリー3ッ目くらいであれっとなって確かめると「わからない」と噛み合わない。