「明日は朝早々から何処行ったらいいの」と母が聞いた。
「ここに居てもしょうがないから」と。
朝から自分の家にいるとは思っていないもの言いで「世話してもらって」とよその人に言っている言葉遣いで、5分もすると「何処に帰ったらいいんだろう」と聞く。
40年も50年も住んでいるこの家、わからないかと聞いても「わからないの」と言う。
昨夜半は、「晩ご飯食べてない」、「寝てばかりいて晩ご飯の支度するの忘れた」と何度も起きた。
シッコではない。
.
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ここは自分の家らしいと信じようとする母は、「あっちの寝台に行って寝ていいの」と聞く。
「なんだか、さっぱりわからなくて、心配しなくていいんだね」と確認する。
どんな思考をしているのだろう。
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「ここに居てもしょうがないから」と。
朝から自分の家にいるとは思っていないもの言いで「世話してもらって」とよその人に言っている言葉遣いで、5分もすると「何処に帰ったらいいんだろう」と聞く。
40年も50年も住んでいるこの家、わからないかと聞いても「わからないの」と言う。
昨夜半は、「晩ご飯食べてない」、「寝てばかりいて晩ご飯の支度するの忘れた」と何度も起きた。
シッコではない。
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ここは自分の家らしいと信じようとする母は、「あっちの寝台に行って寝ていいの」と聞く。
「なんだか、さっぱりわからなくて、心配しなくていいんだね」と確認する。
どんな思考をしているのだろう。
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