アラームが鳴って、母のベッドまで行った。
母はベッドのへりに掛けて、「起きて何すればいいか分からんね」と言う。
後一時間寝かせくれよ。
夜中は相変わらずの30分置き、1時間置きのシッコだった。
「おじさん、ここに勤めているの」と聞いてきた。
オカンが起きて行った時にも似たようなことを言ったのだろう。
「ここは自分の家だよ、さっき世話してたのは自分の息子でしょう、パンツ上げたりするのにそこに寝ているでしょう」と言い聞かせているが、息子と嫁と3人で暮らしていることを忘れ去っている。
今日はディサービスの日だから、後30分もしたら出掛ける仕度で起きなくてならないけど、シッコに起きた母は、「何したらいいだろう」と聞いて来る。
後30分、寝かせてくれよ。
答える気力なし。
母はベッドのへりに掛けて、「起きて何すればいいか分からんね」と言う。
後一時間寝かせくれよ。
夜中は相変わらずの30分置き、1時間置きのシッコだった。
「おじさん、ここに勤めているの」と聞いてきた。
オカンが起きて行った時にも似たようなことを言ったのだろう。
「ここは自分の家だよ、さっき世話してたのは自分の息子でしょう、パンツ上げたりするのにそこに寝ているでしょう」と言い聞かせているが、息子と嫁と3人で暮らしていることを忘れ去っている。
今日はディサービスの日だから、後30分もしたら出掛ける仕度で起きなくてならないけど、シッコに起きた母は、「何したらいいだろう」と聞いて来る。
後30分、寝かせてくれよ。
答える気力なし。