今日は認知症の人と家族の会と北見市福祉課、地域包括支援センターと道東の森総合病院後援で認知症フォーラム「認知症についてみんなで学ぼう!」が、100名を越える来場を得て開催された。
小鷹保健師さんの「もの忘れ外来からみた病院のかかり方」の話しのあと、稲葉先生は患者さん、ご家族が受診される様子を再現しながらの講演。
稲葉先生は脳神経外科手術に徹してきたけれど、お母様が認知症を患った時に適切な対応ができなかったとおっしゃる。
稲葉先生は脳神経外科手術に徹してきたけれど、お母様が認知症を患った時に適切な対応ができなかったとおっしゃる。
問診票、採血、MRI検査から患者さんと家族とに同じ言葉で説明し、本人も家族も理解していくように診察をされていると。
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認知機能が低下して、認知症と言われるが、徘徊だ、暴言を吐くなどに「間違いを訂正しても叱責はしない」対応を話された。
「ヒポクラテスの誓い」を話されました。
小説では読んだことがありましたが、ドクターが講演で話されたのは「私は診察に時間をかけるので、お待たせしましたと声かけして次の患者さんの診察になります」と自己紹介されていたのはこのことがあるからかと感激でした。
小説では読んだことがありましたが、ドクターが講演で話されたのは「私は診察に時間をかけるので、お待たせしましたと声かけして次の患者さんの診察になります」と自己紹介されていたのはこのことがあるからかと感激でした。
ナラティブに基づく医療、投薬の副作用から薬を減らす話しをされていました。
Being Mortal / Atul Gawande
「死すべき定め」のある人間に対し
辛い寿命を引き延ばすだけの医療が
むやみに行われている現実を知るべきである
これが言いたかったのかなぁ。
講演のあと会場から質問を受け、そのあとも居残りで個別面談の時間を作ってくださった。