2008年を迎えて、思いつくまま書いてみようと思います。
健康なとき私も、そうだったのだけれども大晦日31日から
元旦1月1日に変るとき、一つのイベントとであると感じる。
クリスマスやバレンタインデーも同じかなと思います。
普通に1日が過ぎるだけなのに特別な日が来る様な状態
穿った見方をすれば、特別なことが起こる。
世界が変るとか自分自身がその日になると別人になるような
錯覚を起こすように感じる。
ただ単に、日にちが過ぎて行くだけなのに・・・
テレビや世の中は、それ一色になり、その特別な日を特別と
思えないと世の中の人から取り残されていくような思いに駆
られる。
だから、特別な日なんだと・・・
それはテレビや新聞など社会に情報を伝えるのも問題なの
かなぁ。と思ってしまう。
世の中には特別な日を特別な日だと思えない人もいると思う。
我が家も、そうかも知れないけど特別なことをしてやりたいの
だけれども経済的に特別なことが出来ない人や生まれたとき
から独りぼっちの人も多くいるわけで、テレビや新聞で情報を
送られてくるほど、特別な日を特別に出来る人も、そう多くない
んじゃないかと思ってしまいます。
こんな事を書くと、それは特別な日に特別な事が出来ないお前
が悪い。それだけ稼ぎが無いお前が悪いと言われそうだけれども
一生懸命に働いても生活が楽にならないワーキングプアの方も
実際いるし、私と同じ様に病気になりたくて好きでなった訳じゃ無く
働けなくなって経済的に困窮している人もいるわけです。
そんな事を思うとテレビや新聞で情報が送られてくるほど特別な日
で特別な事をやろうと言うか、やれないのが現実だし、そういった
情報の影に生活していく上では多くの特別な日と思えない人たちが
隠されているような気がしてならないのは私だけなんだろうか。と考
えてしまいます。
1年の間、何か特別な日があると特別な日だけが全面に出て影の
部分が多い隠され、あたかも無いような状態または、あえて見ない
状態になっている世の中にある意味、危惧を感じています。
大晦日ー元旦などの特別な日には、めでたいというのと同時に、
世の中にいるワーキングプアの人やホームレスの人たち、そして
病気と闘っている人、親も無く一生懸命に生きている人たちの
情報もあって良いんじゃないかと思います。
そうすることによって、特別な日を過ごせる人もいる反面、特別な
日を特別な日と過ごせない人だっていると言う現実が、今よりも
実感できて、甘いかも知れないけど他人に優しさが持てる世の中
になって欲しいと思います。
我が家は特別な日を特別な日と出来ないけれども、気持ちの上では
去年よりも一層、団結していこうと、みんなで誓い合いました。
自分自身のため、そして家庭を今よりもほんの少しだけ幸せ
にするため書いています。