毎日することが山のようにあると思いながら一向に何も出来ない。
昨日、これまで着ていた夏服いったい何処へ入れたんだろうと思い、押し入れの衣装ケ-スを開けると、きっちりと沢山入っていた。
ここ4~5年は出してない。出したとしても上のを2~3枚出した程度だ。
つくづく亡夫の世話に追われていたんだだなあ。着るのがなかったら出さずに買っていた。
以前は仕事していたが、季節には入れ替えていた。母が何時もしていたのでそうするものと思っていた。
着物も二階の使わない部屋に腰紐を引っ張り虫干ししていた。そのうちタンスの引き出し開けて風を通し、防虫剤を入れるだけになった。
最近はそれもせず、ただ防虫剤を入れるのみ。これも何時まで続くかなあ、、、。
最近は着ないし、いずれ捨てんならんと思っているのでほったらかしだ。
お正月に、一度着てみようかなと思う時もあるがやはり着ない。着物は面倒なんだ。着ると洗い張りして縫い直しせんならん。着て汚れたら捨てたらいいのにそれもできないんだよね。
着物は嫁入り道具の一つとして持ってきたものだ。自分で縫ったり、母が縫ってくれたり、又呉服屋で仕立てて貰ったのもある。
うさぎちゃんは、着物はクジラ指で覚えたのでセンチ指では出来ない。融図の利かない事だと思うが換算がややこしくて駄目だ。
その点母は歳いってからセンチも使っていた。胃の手術してお腹に力が入らないのでヘラが出来ない。綿入れは無論、着物もみんな切りび付けしていた。
うさぎちゃんは切りび付けなど面倒だと思う方だが、母は丁寧につけていた。