楽々クラブの日お弁当のある日。頭の体操難解な漢字の読みを入れる。20問あったこの頃使わない熟語だ。みんな読めたが「為体」だけは解らなかった。「ていたらく」と読むのだそうだ。ていたらくは意味は知っていたが漢字は知らなかった。スタッフは辞書を調べて「情けない」と訳してくれたが、うさぎちゃんの知っている意味と少々違うように思い帰って調べた。
「罵ったり、自嘲を込めたりして使う、好ましくない状態をいう」こんな訳だった。まあ、こんな有様だ、こんなていたらくだって使ったらいいのだと思う。
又「合点」は「がってんでなくがてん」だと又ガッテンは間違いだといった。でうさぎちゃんはNHKで「ためしてガッテン」でガッテンと言っている。それが違うのだったらNHKに抗議せんならん。ガッテンでいいのでは?というと調べてどちらでもいいといった。
帰って調べると「がってん」承知すること。「がてん」は「がってん」の音変化だと書いてあった。
出題するスタッフは若くて実際に使わない世代だ。知らないし、解らないのも無理はない。
それに慣用句が7つあった。中に一字づつ漢字を入れて完成させる。これはみんなできた。以上で一つ解らなかっただけだが、こんなこと自慢にならない。読めても書けなくちゃあ、、そのうちに読みと書きが同時にできるようにならなくちゃあ、、
帰ってきてテレビを付けると変化した文字の熟語の解説していた。読み替えでなく字の意味で変わっていく有様を丁寧に解説していた。字も意味に合った字に変わっていくのだね。今日の熟語もいつまで使われるのか?そのうちに死語になるやも?
旧かなも読めるのは戦前の教育を受けた人だけだよね。うさぎちゃんは終戦が小学4年生だった。6年生では新かなに変わった。当時は使い分けが難しかった。教科書は勿論、出版される本も新かなになった。
中には作家の都合で旧かなで出版される本もあった。もう60年余も前の話だ。
今ではすっかり新かなだ。新、旧という方がおかしいよね。