晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

フォーラムin札幌時計台

2008-03-06 20:25:58 | Weblog
 年度末で、仕事もそこそこ忙しいところに、会社の上司の親が亡くなり、葬儀の手伝いなども重なり、先週の先輩の死もあって気持ちがどうも沈みがち。

 おまけに、日曜日の夕方ランニング、歩道除雪車の後ろ、キャタピラのガタガタ道と、その間のツルツル路面を走って、かなり腰に付加がかかったのだろうか。月曜の朝からひどい腰痛に。

 そんな時、新聞の片隅に、小さなイベント記事があり、気分転換に講演会でも行って見ようかと。



 フォーラム in 札幌時計台~政治を語ろう 未来を創ろう~ 第2シリーズ「民主主義の地平を広げる -地域自治から世界共和国へ-」主催、デモスノルテ、司会は、山口二郎(北海道大学教授)とありました。

 <第5回>は、3月4日(火)講師:金子 勝(慶応義塾大学教授)、早速仕事の後、札幌時計台ホールへ。

 講演の内容は、http://demosnorte.kitaguni.tv/ がコンパクトのまとめています。

 テレビで見るのと生身の実物とはかなり違います。声の質、背の高さ、表情などから持っていたイメージが変わる場合があります。金子さんも、テレビ以上にエネルギッシュで、アジが効いたしゃべりでした。

 一貫してこの国の危機を語り続ける金子さん、しかし、彼は決して「大きな物語」、すなわち体制論を語ることがありません。社会のシステムをひとつひとつ検証し小さな選択肢を提起しますが、社会変革の道筋を示そうとはしません。

 この後の登場人物は、<第6回>3月18日(火)以下18:30~講師:高橋 伸彰(立命館大学教授)、<第7回>4月4日(金)講師:片山 善博(慶応義塾大学教授、前鳥取県知事)、<第8回>5月16日(金)講師:上野 千鶴子(東京大学教授)北海道初登場、<第9回>5月21日(水)講師:柄谷 行人(評論家)北海道初登場 と豪華な顔ぶれです。

 このフォーラム、これまでも面白そうなゲストの話を聞いていたのですね。

 《1st series》のテーマは、「瀬戸際の戦後日本~ここから何処へ向かうのか? 」で、第1回2007 8/14(火)講師:辛 淑玉 、第2回8/15 (水)
講師:山口 二郎、ゲスト:中島 岳志 、第3回11/14(水)講師:香山 リカ 、第4回11/20(火)講師:佐藤 優 と開催されています。

 何とか、時間をやりくりしてこの後の講演に行きたいと思っている。著名人の話しは、日常の中に非日常があって、とても刺激になった。
 
コメント
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