通常の親子丼は、鶏肉+とじ卵ですが、ここはザンギに半熟卵が出てきて驚きましたが、美味でした。
21日(月)の夜、道新ホールでぶんぶんクラブ主催の「2014開幕!コンサドーレトークショー」に行きました。野々村社長の1時間に及ぶトーク、ポンポンとテンポ良く出てくる言葉が一つ一つ機知に富んでいて、聞く人を引き付けていました。すっごく頭の切れる人だと思います。
続いて、石井謙伍、宮沢裕樹、上原拓郎が登壇。7,8年前のトークショーの時は、藤田征也、西大吾、石井謙伍だったのですが、当時の石井はいじられキャラでしたが、今回は年長者としてしっかり他の2人をリードしていました。愛媛で随分と成長したなあと感じました。
『教育の力』(苫野一徳著 講談社現代新書 2014年刊)ノオト その4
第Ⅲ部 「よい」社会をつくる
第八章 教育からつくる社会
これからの教育は、より「よい」社会の構想にどのように資することができるのか。(P206)教育は社会における〈自由の相互承認〉の土台である。(P208)
教育にできることは、教育の「機会均等」と「〈教養=力能〉の獲得保障の平等」という二つの“平等”は必ず保障すること。その上で、過酷な競争に勝ち抜ぬくための教育というよりは、「相互承認の感度」を育むことを土台に、すべての子どもたちが〈自由〉になれるための〈教養=力能〉を育むことである。(P215)
私たちの社会には、絶対的な正解のない、きわめて複雑な問題が山積している。これからの世代に必要になってくるのは、それぞれの意見を考え合わせた上で、できるだけ皆が納得できる建設的なアイデアを見出せる力である。そのような思考力こそ、これからの教育が育むべき〈教養=力能〉である。(P229)
終章 具体的ヴィジョンとプラン
短期的ヴィジョン・プラン(~2020年頃)
①学びの個別化・協同化の充実(次期学習指導要領改訂で位置づけられる)、②「学びの個別化・協同化・プロジェクト化」に対応した教員の養成、③教育行政による「支援」の充実(「自主」研修に対するサポート)
中・長期的ヴィジョン・プラン
①学びのプロジェクトの充実、②カリキュラムの市民化(地域、市民に開く、学習指導要領の弾力化)、③〈一般福祉〉のためのネットワーク化(公教育が〈一般福祉〉に適うよう“再生ネットワーク化”する)
ここまで、本書の要旨についてノオトした。次回で、私見を述べたい。