『ザ・ノンフィクション』で、
『ぼけますから、よろしくお願いします』を見た。
再放送で、以前に見たのは、なん年前だったか。🤔
母の介護中だった?かもしれない。
今、介護から離れ、
気持ちに余裕が持てた時期に見た感じかたが、
ちょっと違った気がした。
『認知症』は、
脳が壊れていく、という言い方をされるが、
全てが壊れるわけではない、こと。
それを、改め思い知らされた。。😧
そのため、
本人が『自分が壊れていっている』認識があり、
それにおののき、絶望し、不安定になる。。😰
いっそ、
全部が分からなくなってくれたら・・・
そんな風にも思ってしまう。
アルツハイマーの義母を引き取った時は、
『認知症』や『介護』の知識は、
皆無だった。
義母の気持ちに沿ってあげず、
自分の “やり易さ” を優先した。
義母は『全てが分からなくなった人』として接した。😔
幸い(?)口数が少なく、
穏やかな人だったので、
私は、
義母の気持ちなど考えず、
私のやり方を押し付けた。
その後の母の介護で、
私がどんなに手助けしても
母の “不安” を全て取り除けないことを知った。
お母ちゃんは、何も心配しなくていいんだよ。
私がやってあげるからね。
そんなことでは、
母の “不安” は取り除けなかったのだ。🥺
自分が “壊れていく” ことが、
日々分からなくなっていくことが、
恐怖として襲いかかっていたことに、
気づいてやれなかった。
今、
あのノンフィクションを見ると、
よく分かる。
いずれ、夫もそうなるかも知れない。
その時、
あの “不安” に駆られた夫に、
どう接したらいいのだろうか?
仮定の話に、答えはない。
親の介護と、連れ合いの介護は、違う。
連れ合いは、
どうしても “甘え” が入る。
その分、
腹立ちも大きいだろう。😉
あぁ〜
思い煩っても、シャ〜ない!
「そん時は、腹くくるっちゃ」
母の言葉を思い出す。