昨日はトビタシネマのサービスデー。映画館前には荷台の積載量を増やすために四角い丈夫なネット(?)を張った独特の自転車が数多く見られた。アルミ缶を収集している人たちのものである。そこで映画だが、昨日は1.『16ブロック』2.『バベル』3.『ローグーアサシン』をこの順番で見たが、私の評価もこの順番通りだった。今回は予告編の段階ではどれをとっても興味をそそられる映画ばかりだったが中でも私が一番期待していたのは旧約聖書からタイトルをとった『バベル』以外ではあり得なかった。しかし結果から言うと、この映画は消化不良というか、見終わった後拍手喝采したくなる気分とは程遠い感想を齎すものだった。あったりまいってか。あちゃ。つまりは何と言うか、ゴダール流に「映画は現実である」としか言いようのない映画だったのである。私にはやっぱり(?)映画は『16ブロック』のような「ハラハラどきどきの連続だが最後はハッピーエンドで良かったね♪」というのがわかり易くて向いているのだ。小難しい理屈は駄目だとは言わないが娯楽性が一番や!だね。最後の『アサシン』は正体不明のスーパーマン的暗殺者の話で、最後の結末の種明かしも荒唐無稽だった。退屈だったからとは言わないが、途中私はうつらうつら何度も居眠りしていた。以前は三本完璧に見終わるまで途中で寝てしまうなどとんでもないと考えていた私であるが、最近は歳のせいか御宗旨変更、「無理しなくても後で見直せばいいじゃないか」という柔軟対応戦略で途中よく寝てしまうのであるが、そのくせ改めて見直すことなど滅多にない。なにせその気になれば朝の五時まで出入り自由だからその間何遍でも見ることが可能という有難い映画館なのであるから。ぁそ。 . . . 本文を読む