本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

餃子続報他。

2008-02-08 10:04:19 | 社会
明日9日から三連休。各地雪になる日が多いらしい。赤福を買い占めてネットオークションに出品した人がいたそうで、限定販売した赤福側は当惑気味だと言うのだが、出品する方もそれを受付けたヤフーも、勿論再開を急いだ赤福も褒められたものではないだろう。そんなものに飛びついて買う方も異常でおかしい。金にさえなれば何にでも手を出す風潮がまかり通るご時世である。JT内部では餃子事件発覚に拠る株暴落を見越したインサイダー取引があったと推定される異様な株価の推移があったそうで、まさに「他人の不幸は蜜の味」なのであるが、こちらは売買の足跡を辿れば誰が幾ら儲けたかは一目瞭然ということで証券等監視委員会の仕事に期待していいらしい。まったく油断も隙もあったものではない。餃子事件では「日中友好の発展を望まない少数の分子が極端な手段に出た可能性」を中国当局が初めて言及したというニュースが昨日はあちこちで取り上げられていたが、これはしかし如何にも手前勝手な単なるガス抜き風な発言であって、「製造工程では混入しない」「労使対立などではない」「日本での流通過程が怪しい」という見解とセットで表明されたものだからこちらとしても「はい、そうですか」と素直に承っているわけにもいかないだろう。ただ「薬品指紋」なるものの解明から、それら劇物が直ちに中国で混入されたものと断定することには無理があった筈で、そうと決め付けるからには、それら薬品の日本への持込が不可能であることがこれも前提的に「実証」されなければならない・・なんて言っているうちに、日本側は疑惑の10袋の餃子パッケージの内、外観上無傷の2袋のパックの内外からメタミドホスを検出したということで、これで薬物の混入はパック詰めの工程中に行われた疑いが非常に濃くなったと各紙が報じている。(蒸し工程)→(冷却工程)→(袋詰め工程)→(カートン詰め工程)→(工場内冷凍倉庫での出荷前の保管)・・と続く流れの中で、パッケージの内と外両方に薬剤を付着させ得る工程は(袋詰め工程)以外ではあり得ないという、我々素人にも非常に理解し易い推論である。折りしも問題の餃子の製造日が国慶節(独立記念日10/1)の連休中と10/20の土曜日で、どちらも通常の半分程度しか生産されていなかったというのである。人手が少なく、監視も手薄な日を選んで実行されたということだろうか。 . . . 本文を読む