異形の仲間たち見聞録

私が見てきた精神疾患者たち

異形の仲間たちとの交遊録 「精神障害から身体症状へ」

2024年06月15日 14時22分38秒 | 異形の仲間たち見聞録
精神障害は精神障害だけに留まらず、さまざまなことに影響を及ぼします。
この方はPTSD持ちなのですが、あるときから味覚障害になりました。それも一年の内の一定期間、それも毎年同じ時期に。なにしろ、美味しく感じられなく食欲減退、倦怠感も強くなるので生活レベルも相当に落ちる。この時期は5kgほど体重が落ちて、その時期が過ぎると過食気味になって、ややテンションが高くなる。以前は恋愛依存・性交渉依存・買いもの依存などが起こって大変苦労した。今はそれらの依存症は減退しており、ただ味覚障害だけが問題レベルとして残っている。
食べられなくなると、寝たきりの期間が長くなって、買いものにも行けなくなる。家には食べ物がなくなり、たまに食欲が湧いても食べ物はないという悪循環。近隣には頼れる家族、友人がおらずさらに本人の「人に頼ってはいけない」という性格も問題に拍車を掛けている。
この味覚障害はPTSDの発症時に起こったわけでなく、発症後約10年後に発症して味覚障害が出てから約10年後の現在でも残っている。この先、減退していくのか、この症状と別の症状も追加されていくのか、そもそもなぜこの症状が出てきたのだろうか?

なぞ






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