大阪市北区のカラオケパブの若手女性オーナーが殺された事件、店内に
防犯カメラがありましたが、ビデオレコーダーに接続するタイプではなく
カメラに内蔵されたSDカードに録画するタイプでした。
犯人は天井のカメラを外してSDカードを抜き去ったようなので、店内に
入る様子も犯行の様子も映像は残っていないようです。
読売新聞 オンライン 2021.06.19
パブ女性殺害、防犯カメラのSDカードなくなる…犯行の映像残っている可能性
SDカードに録画する防犯カメラは安いので普及しはじめていますが
SDカードが抜かれてしまうと決定的瞬間の映像はなくなります。
有線での配線の方式や無線LANで映像を飛ばす方式、またクラウドに
契約して映像を保管するタイプなら犯行の証拠映像も録画されていた
かもしれません。
また、有線方式ならケーブルを切断する、無線LAN方式ならカメラを
破壊したら録画は止まりますが、接続されているビデオレコーダーや
クラウドは壊されるまでの映像は残ります。SDカードに録画するタイプは
カードが抜かれたら犯行前も含めてすべての映像は見られません。
普段のSDカード内蔵録画のカメラの映像の取出しですが、高い位置に
取付けられた場合、SDカードを外すのも面倒です。
また、カメラの向きも変わってしまうことが多いので、次回見た時に
「あれ? 映っていない」ということもあります。
据置型のタイプもありますが、天井や壁の高い位置に取付けた方が
広く映りますし死角も減ります。
殺人容疑で逮捕された男は、通信・IT関係の会社のエンジニアらしいので、
防犯カメラのSDカードを抜くのはむずかしくなかったと思います。
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