不審者がいやがる防犯カメラ

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明暗が混在するところの撮影

2019年01月06日 | 良い提案、良い工事


工場の構内、倉庫の入荷・出荷のコーナーなど、日中は扉が開放されていて太陽
光線をまともに受ける環境があります。下のイラストのような場所です。





防犯カメラの撮影には結構むずかしい環境です。日影と日向が混在して、
カメラ自身もどう調整していいか迷います。暗いところと明るいところの明暗の差が
かなり大きいと高価なカメラでも両方を鮮明に映すのには無理があります。
こういう環境の場合に ※ワイドダイナミックレンジ(WDA) の機能もありますが
そのカメラが提供する機能の範囲(まさにレンジ)を明暗の差が越える場合があります。

テレビのサッカーの中継などでもスタンドが太陽光線をまともに受けてテカテカして
ぼやけて見えない、ピッチは日影になっていてプレーは見えることがあります。
防犯カメラよりはるかに高価なテレビ中継用カメラでも再現はむずかしい
環境です。

昼間でも構内の照明を点灯して調整する、カメラの取付位置をいろいろ試してみる
必要があります。
人間の目では暗い所も明るい所も見えます、肉眼は高性能のカメラより優れています。

防犯カメラは、朝から昼、夕方、夜まで一度設定した内容でずっと撮影続けます。
ほとんど機種には、ホワイトバランスの項目でオートが設定でき、カメラ自身が
その場面・場面の色の再現を自動でしていますがまだまだ肉眼にはかなわないです。



TOA社 ワイドダイナミックレンジ機能とは


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