社内LANへの接続
防犯カメラ用のビデオレコーダーとモニターを設置してある部屋に行かないで、
社内LANを通じて自分のパソコンで防犯カメラの映像を見る方法の話です。
離れた場所からインターネット経由で見るのではなく、防犯カメラを設置して
いる拠点の事務所にあるパソコンから映像を見ます。
パソコンとビデオレコーダーのローカルなネットワーク接続、ということです。
ここ数年発売のデジタルビデオレコーダー(以下、DVR)なら、ほとんどが
ネットワーク対応になっています。また、映像をLANケーブルで送るタイプの
ネットワークカメラなら、その映像を録画するのは専用のネットワークビデオ
レコーダー(以下、NVR)やパソコンですので、パソコンで見ることが前提の
仕様になっています。
4ch. ビデオレコーダー(カメラが4台まで入る)の裏面
LANポートがついています。(クリックすると大きくなります)
ネットワークに詳しい方ならすぐわかると思いますが、社内のネットワークに
ビデオレコーダーを接続して、そのレコーダーには新たな重複しない
IPアドレスを与えれば普通はパソコンから映像を見ることができます。
(ルーターの設定している内容によってはIPアドレスの付与について決まりが
あったり、ルーターの設定変更が必要になる場合もあります)
ビデオレコーダーが映像のサーバになるわけです。
パソコンからは普通、ライブ映像や保存されている過去の映像も見れます。
また、何か事件が発生した場合に映像を時間指定して、映像をパソコンに
ダウンロードもできます。(ビデオの機種によってはバックアップと言います)
ダウンロードした映像は、WindowsMediaPlayerや動画の再生ソフト、または
レコーダー付属や別に購入する ビューワ (IT用語辞典 e-Words)ソフトで見ます。
以前に納めた企業では、来客の目に付かない事務所のバックヤードにレコーダーと
専用モニターを設置して、セキュリティ担当の総務の担当者と責任者のパソコンだけ
から防犯カメラの映像を見れるようにしました。
※インターネットVPNを構築されている場合は、別の拠点にあるレコーダーも
同じネットワーク内にあることになりますので、思いの外容易に見れるように
なります。社内のネットワーク担当者と相談して進めてください。
普通は、ルーターに映像を流すポートの設定も必要ないです。
※インターネットVPN キーマンズネットの解説ページ
次回にもう少しパソコンでできること、できないことについて詳しく説明しましょう。
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