平成最後の日

　今日で平成は終わり明日からは令和。TVはもう朝からそればっかり。でもこれのお蔭でたぶん若干経済は活性化するんでしょうね。平成グッズも令和グッズも売れる。令和元年の初日の出ツアーなんてのもあるらしいし。もっとも今夜から明日にかけては天気の悪い地域が多いので、初日の出は見られない可能性が高いですけどね。

　平成から令和に変わるから何があるか、私にとっては特に何もないのですが、ただ前回の昭和から平成に変わった時のことを思い出すと、あの時は昭和天皇の崩御がきっかけだったので、何かと自粛ムードがあって暗い感じがしましたよね。今回はまだ平成の天皇陛下はお元気なので、暗いムードはなく、何かと明るい感じで変わって行く、というのがいいなと思います。

　これをきっかけに、さあてこれからの皇室をどうしたらいいのか、ということを多くの人が考えるようになるといいなと思っています。相変わらず天皇になれるのは男だけだと考える人が多いようですが、長い歴史を見れば女性天皇は何人もいたし、そもそも皇室のご先祖様は天照大神という女神様だったのだと言うし、なんで男でなければ天皇のなれないのか全く、さっぱりわかりません。

　天皇は男に限ると考える人が多いということは、男尊女卑という思想に染まっている人が多いということなのだろうと思います。これではなかなか女性の社会進出は難しい。早くそんな古くさいというか、実はもっと古くは女性天皇が当たり前という時代だってあったので、極めて一時的な思想を伝統だと思い込んでいる大間違いな思想に染まっている人が、そういう間違った思想から解放されてほしいものだと願っています。

　と、男の私が声を大にして言っても余り効果は無いので、出来れば女性自身の中から古くさい壁をぶち壊そうという人がどんどん出て来てくれることが望ましいですね。次の令和の時代には、政治家とか会社の経営者、重役になる女性がどんどん登場して、男達と拮抗するくらいになってほしいと願います。