先月発見されたいるか座新星は晴れていれば観測をしてますが、現在は7等星近くまで減光してきました。時間的にもちょうど良い感じなので追いかけやすいです。
さて、今回のネタは今から46年前(筆者も生まれてない!)のいるか座新星の話です。
今回の新星の話題になるとベテランの方は1967年に現れたいるか座新星をまず思い出すみたいです。この新星はオルコック氏(筆者はIRAS・荒貴・オルコック彗星で存じてました。)が発見し、明るさも今回のいるか座新星を上回り、長期にわたって当時のアマチュアを楽しませてくれた新星と聞いています。
そんな話をsuzuにしたところ、貴重な1967年のいるか座新星の写真を見せてくれましたのでみなさまにもご覧いただきましょう。
画像データ
日時 1967年 7月26日 21h51m
リコーフレックス(80mm F3.5) 絞り解放 露出10分
五藤光学3吋屈折赤道儀に同架 自動ガイド
フィルム フジ Xレイ パンドールで現像
データを改めて見ると当時の機材やフィルム事情を感じさせますね。(kon)