グテの2008年最初のコンサートは 「島根大学の定期演奏会」(於プラバホール)。
昨日、H高校の弦楽部のギャルちゃんたち(死語?)を誘って行ってきた。
偶然に、音楽仲間のNちゃんと会い、お隣に座らせてもらったのが
2階前列、ど真ん中。
プラバは2階で聴くのが響きとしては最高なので、超ラッキー。
Nちゃんは歌手だけど島大時代に4年間コントラバスでオケの授業に出てたらしく
見守るように聴いてるので、私までそんな気持になってしまった(笑)
なんてったって、大学で始めたっていう学生が必死に舞台上で頑張っているんだもん。
その努力は並大抵でないことは大学オケの学生さんを教えてるので
よくよく知ってる。
さて、プログラムのメインはチャイコフスキーの5番。
全楽章、40分もある難曲だ。
チャイコフスキーはロシアの作曲家で
バレエ音楽の白鳥の湖やくるみ割り人形、
ピアノ、ヴァイオリンのコンチェルトなどで有名。
実はこの5番交響曲は大学1回生の時に、弾いた。
いや、弾くふりだったかも.....
必死だった記憶がある。
なんせ出来の悪い学生だったからな。
2回生の夏には、バレエ団と一緒に白鳥の湖を全幕やった。
あれは超むずかった。
夏休みまったくなしで、練習に通ったっけ、
あー、がんばったなー
実はオーケストラの演奏はここ松江ではなかなか聴くチャンスがない。
私も年に1回、聴くぐらいだ。
しかーし、今回、もっと聴きたい!と思った。
これから、出雲、米子、広島、大阪、オケ聴きに行きまっせー
なぜなら、学生さんオケなので、いろいろ目につくことはあるけど
それは置いといて(ごめん)
♪オーケストラ全員で出すフォルテ(強い音)は
ものすごいエネルギーをもらえる。
迫力満点。
70人近い人が目の前で心ひとつにして出す音をカラダで受けるんだぞ。
これはすごいパワーなのだ。
スピーカーで聴くのとはわけが違う。
それと、特に2階からだと、よく見えて楽しいのが
管楽器と打楽器。
約10種類の管楽器が違った音色でソロを奏でると
景色が変わっていく。
弦楽器のメロディーに絡むところも同様。
♪打楽器って、音程のない音、響き(ティンパニはのぞく)だが、
オーケストラの中で重要な役割を担う。
なかったらふぬけな曲になりそうだ。
♪弦楽器のうねるようなチャイコ節は、独特のメロディー。
時には演歌っぽい感じがするのは、私だけ?!
来年度のプラバ音楽祭(プラバホールのコンサート)は4年に一度の
「チャイコフスキーコンクール」の受賞者が予定されているという情報を
関係者から入手している!!
今からワクワク。
昨年ヴァイオリンで優勝した神尾真由子の演奏を生で聴けるんだ。
(神尾真由子のことはまたいつか書きたい)
来月はオーケストラの仕事をもらっていて、プラバの舞台にたつ。
聴き手として感じたことを今度は弾き手側になって
届けることができるのは、演奏者冥利につきる。
写真は島大オーケストラ
チャイコでコンマスをしたT准教授の音がとにかく際立っていた。
あそこまでレベルが違ったら、浮くよなー(苦笑)
女子高生も演奏する姿が違うことに感動してた。
(それだけでも、誘ったかいがあった)
私自身もボーイング(弓使い)ビブラートなど、たいへん参考になった。
ラッキー。