母が昔祖母に言われた言葉だそうです。
「おばあちゃまが昔よく言っていたのよね。《子供は前を向いて、後ろを振り返ってくれない》って。本当にそうね」と母に言われた時には、何を言っているのか分からないで「??なに??」と聞いたような覚えがあります。
祖母が、母が子育て中におっしゃったことですが、《親は子供に夢中になり、子供に孫ができれば孫に夢中になる》・・・そして親のことは振り返ってくれない。寂しいことだということのようです。
母が祖母のその言葉を口にしたのが何年前かははっきり覚えていないのですが、父が亡くなって数年だった頃、私には孫が毎年のように増えていた時期だったと思います。孫の出産、子育てのヘルプ、孫の病気の手伝いなどなどが次々にあって、私があちこちに動いていた時に、ぼそっと言われて・・・母も同じことを思っているのだ!と愕然とした覚えがあります。寂しいのだなと思ったのと同時に「振り向いてくれない」ってこれでも気を遣っているのに~~とちょっとむくれた思いもありました。
その後、母はその言葉を口にしません。この頃は子供たちも結婚10年経ちひと頃のように頻繁に手伝いに行かなくても済むようになりました。今度は母が確実に年を取り、私は以前より母の体調とか気分を中心に動くようにしていると自分では思います。
親のことを後ろに置いているつもりはないけれど、老いる親を正面から受け止めるとめげてしまう時があるのも正直なところ。あ~言えばこ~言う。そしてやっぱり一緒に居る時ぐらい母の思いに添っていたいのですが、なかなか難しくて、大変。
母は以前よりもっと「こっちを向いていて」オーラを出してきます。私も自分の仕事もあり、(母はとりあえず自分のことは自分でできるので)月の半分位を母と共に過ごしています。が、私の移動日が近くなったり、子供のところに行く予定が分かると、どこかしら体調の不良を訴えます。よく聞くとそんなに悪くないことも訴えるようになります。ははぁ~ん、まただと納得するのですが完全に母の気持ちを優先にするのはまだ先と思って、今は程よい関係でいたいなぁと思うのです。
計算上、親の年齢を考えたら、一緒に居られる年月、あるいは日数は本当に数えられるほどになっていると新聞で読みました。
私がいない半月は自分の身の回りのことを自分でこなしている母は、十分に元気だと思うのですが、まだまだ心身ともに元気でいてもらいたいと切に願うばかりです。
「おばあちゃまが昔よく言っていたのよね。《子供は前を向いて、後ろを振り返ってくれない》って。本当にそうね」と母に言われた時には、何を言っているのか分からないで「??なに??」と聞いたような覚えがあります。
祖母が、母が子育て中におっしゃったことですが、《親は子供に夢中になり、子供に孫ができれば孫に夢中になる》・・・そして親のことは振り返ってくれない。寂しいことだということのようです。
母が祖母のその言葉を口にしたのが何年前かははっきり覚えていないのですが、父が亡くなって数年だった頃、私には孫が毎年のように増えていた時期だったと思います。孫の出産、子育てのヘルプ、孫の病気の手伝いなどなどが次々にあって、私があちこちに動いていた時に、ぼそっと言われて・・・母も同じことを思っているのだ!と愕然とした覚えがあります。寂しいのだなと思ったのと同時に「振り向いてくれない」ってこれでも気を遣っているのに~~とちょっとむくれた思いもありました。
その後、母はその言葉を口にしません。この頃は子供たちも結婚10年経ちひと頃のように頻繁に手伝いに行かなくても済むようになりました。今度は母が確実に年を取り、私は以前より母の体調とか気分を中心に動くようにしていると自分では思います。
親のことを後ろに置いているつもりはないけれど、老いる親を正面から受け止めるとめげてしまう時があるのも正直なところ。あ~言えばこ~言う。そしてやっぱり一緒に居る時ぐらい母の思いに添っていたいのですが、なかなか難しくて、大変。
母は以前よりもっと「こっちを向いていて」オーラを出してきます。私も自分の仕事もあり、(母はとりあえず自分のことは自分でできるので)月の半分位を母と共に過ごしています。が、私の移動日が近くなったり、子供のところに行く予定が分かると、どこかしら体調の不良を訴えます。よく聞くとそんなに悪くないことも訴えるようになります。ははぁ~ん、まただと納得するのですが完全に母の気持ちを優先にするのはまだ先と思って、今は程よい関係でいたいなぁと思うのです。
計算上、親の年齢を考えたら、一緒に居られる年月、あるいは日数は本当に数えられるほどになっていると新聞で読みました。
私がいない半月は自分の身の回りのことを自分でこなしている母は、十分に元気だと思うのですが、まだまだ心身ともに元気でいてもらいたいと切に願うばかりです。