ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

エボラ出血熱のその後のニュース

2015-01-21 06:01:20 | カトリックの信仰
今回、シェラレオネから帰国した女性のエボラ疑いの発熱で経過観察入院しておられた女性は陰性で退院なっなとのことホッとしました。が気になって、友人のシスターに問い合わせました。
シェラレオネのエボラ出血熱の報告です。

現状を知っていただきたいので、以下転載させていただきます。
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ニュースの女性は、1973年からシエラレオネで教育一筋のシスターSです。
お母さんの葬儀で帰国していました。
でもシスターは、こちらでも度々熱やお腹をこわす、マラリアと、よくも長年
アフリカで過ごせたと、思うくらいでしたので、私のインターネットのニュースで
知った時は、多分何もなく、報道機関を裏切るでしょう、と思っていました。
予想通りインフルエンザ、でも2日位で治るものなのですか。今日には退院している
はずですが。その後は、イスラム国とテニスの全豪オープン、サッカーのアジアカップ
で、エボラはどこかに消えてしまいました。
とにかく何もなく神に感謝!

最近のエボラ情報です。
こちら、Lunsarは、もうしばらく救急車のサイレン聞きませんが、周りの村での
感染が続いています。先日も、お米 配りで寄った途中の村は、3軒しかない小さな村で、
1軒から6人の感染者が出て死亡したのです。もう一つの村は、「今日はずいぶん静かね。」
と、一緒にお米配りをしている先生と話しながら村の中へ。実はこの村48人死亡。私たちが
寄った時は、隔離措置中で、ほとんどの家で、皆外に出ることが出来なかったのです。
昨日の保健省のニュースでは、Lunsarから車で10分くらいのところの村で、167名が
エボラでなくなったと出ていました。
この様なわけですから、村の人々の教育が緊急の課題です。今日は、エボラ孤児のプロジェクト
のミーティング。その中でもう一つの村のエボラケースが発表されました。それは、ある村の18歳の青年がエボラで亡くなり、エボラ葬式チームがきて、規則に従って埋葬しました。
ここで終われば問題はないのですが、村でも伝統を重んじるグループに属していた青年であったので、同じグループの人たちが、夜中に埋葬された遺体を掘り起し、自分たちのしきたりに従い、遺体を洗い、
抱擁しお別れをしたのです。これが最悪の状態です。遺体はビールスの住まいですので、
ここから2次感染!
自分たちのしきたり、今これが一番の問題です。
ただし、今週の新しい感染数は、非常に少なくなっています。3地区位を除いて
ゼロの地区が多くなっていますので、今年は大いに希望が持てます。
とにかく早くエボラフリーになり、学校の再開を願っています。
お祈りください。 **********