なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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"紅茶でうがい"で新型インフルエンザを予防

2014年01月28日 09時09分01秒 | 健康・病気

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ワクチンと同じ働きをするカテキンは紅茶が強力

 ところで、お茶に含まれているしぶみの成分であるカテキンは、緑茶を発酵させて紅茶にすると作用が強化されることを知っていますか。紅茶を通常の飲用の5倍ほどに薄め、体温程度にあたためてうがいをすると、カテキンがウイルスの赤血球凝集素に結合して、のどの細胞の鍵穴と結合しなくしてしまいます。要するにワクチンと同じ働きです。

 作り方を具体的に説明します。水2Lのペットボトルから約400ccの水をとります。これを煮沸してティーバックの紅茶を2袋くらい入れて濃厚な紅茶を作り、冷えてからペットボトルへ戻します。薄い紅茶が出来上がりますので、冷蔵庫に保存してうがい水として使います。人肌程度に温めて使うといいそうです。朝作って当日中に使い切るようにしてください。

 ワクチンはウイルスの型と一致しないと効きませんが、カテキンは型に関係なく効果が期待できますので、トリ型でもブタ型でも、勿論ヒト型でも効くそうです。

 これは今から15年くらい前の島村忠勝氏らの研究によるもので、実際のヒトを使った実験でも紅茶でうがいをした集団は、血液中の抗体価の検査で明らかに感染が少なかったという結果になっていました。ちなみに紅茶を飲むのではだめで、ミルクティーも効き目がないそうです。

 今冬もひょっとして流行するかもしれない新型インフルエンザ、ワクチンの開発が間に合わない可能性もあり、紅茶うがいで対処できるかもしれないことを期待して、知識として頭のすみに入れておきましょう。

関連情報:http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20140124/381258/?ST=medical&P=2