「発射情報、発射情報。ミサイルが…」 携帯3社が国防情報の緊急速報メール
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯電話大手3社は28日、日本に対する弾道ミサイル発射など、他国からの武力攻撃に関する情報を4月1日から携帯電話やスマートフォン(高機能携帯電話)向けに緊急速報メールで配信すると発表した。
総務省消防庁が、同月から全国瞬時警報システム(Jアラート)で他国からの弾道ミサイル発射などに関し「国民保護に関する情報」として発信するのを受けて配信する。
日本に向けてミサイルが発射され、上空から落下物が見込まれる場合、政府発表として「発射情報、発射情報。先程●●からミサイルが発射された模様です。続報がはいり次第お知らせします」といった内容のメールが緊急配信される。
緊急速報メールは携帯3社が無料提供しているサービス。現在は気象庁が発表する緊急地震速報や津波警報、各自治体が発表する災害・避難情報を配信している。