なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

測量学の権威が警鐘 「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」

2020年01月06日 18時04分13秒 | 自主防災&ラジオ体操

測量学の権威が警鐘 「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」

 
 
2020/01/06 07:00
東日本大震災からまもなく9年(時事通信フォト) © NEWSポストセブン 提供 東日本大震災からまもなく9年(時事通信フォト)

 2019年の年末は日本各地で地震が頻発した。12月19日、青森県東方沖を震源とする最大震度5弱の地震が発生。同3日から5日にかけては、関東北部(茨城県、栃木県)を震源とする震度3以上の地震が6回起き、そのうち3回で最大震度4を観測した。

 測量学の世界的権威で「MEGA地震予測」を主宰する村井俊治・東大名誉教授は、現在の日本列島の地表の動きには「東日本大震災の直前と同じ兆候が出ている」という。

「11月中旬、東日本大震災の約2か月前と同じ兆候が現われました。震災以降初めての出来事で、2020年は東日本大震災と同規模の地震が起こる可能性があると危惧しています」

 村井氏が指摘するのは、伊豆諸島にある電子基準点「青ヶ島」の上下動だ。

「11月10日から16日までの1週間で『81cm』の高低変動が見られました。これは、東日本大震災前年の2010年12月26日~31日の1週間に同じ青ヶ島の基準点で観測された『76cm』を大きく超える異常変動です。

 青ヶ島と宮城県沖は600km以上離れていますが、遠く離れた基準点での異常変動が、大地震の引き金となるケースは珍しくありません。さらに、秋田県の電子基準点『鹿角2』や『鳥海』でも7cm以上の異常変動が現われています」

 この「異常変動」とは、全国1300か所に設置された国土地理院の電子基準点のGPSデータをベースに、1週間ごとの基準点の上下動を調べたデータだ。それに加え、地表の長期的な「隆起・沈降」、地表が東西南北のどの方向に動いたかの「水平方向の動き」の3つの指標を総合的に分析し、地震発生との関連性を予測するのが「MEGA地震予測」である。

 村井氏が「2020年に最も警戒すべき5つの地域」を危険度順に分析した。

【1】東北地方警戒ゾーン

 青ヶ島「81cm」の異常変動の他にも、東北地方には注意すべき兆候が出た。水平方向の動きを見ても、大地震発生前の兆候が現われているという。

「東日本大震災以降、日本列島の大半の地域は南東方向に動いています。しかし、それとは真逆の北西方向への動きが、北海道の根室・釧路地方、千葉県の房総半島南端などの一部地域で大きくなっている。

 地表の動きが逆転する境目にあたる青森県、岩手県北部や福島県、茨城県、栃木県に歪みが溜まり、年末にかけて地震が頻発したと考えられる。エネルギーはまだ放出されきっていないと見るべきでしょう」

 東日本大震災以降、太平洋側は隆起し、日本海側は沈降する傾向があったが、昨年末に秋田県、山形県での沈降傾向が強まっている点にも注意を要するという。

「隆起と沈降の境目となっている奥羽山脈に歪みが溜まっています。東北地方は震度5クラスの地震の常襲地帯ですが、隆起・沈降、水平方向、上下動のすべてを鑑みると、今年は新たな大地震の危険度が高いと言わざるを得ません」

◆“危険水域”を超えた

【2】首都圏・東海警戒ゾーン

 村井氏は首都圏にも警戒を促した。伊豆諸島や伊豆半島に異常変動が集中しているからだ。

「10月以降、伊豆諸島と小笠原諸島は異常な変動を繰り返し、不安定な状態です。特に隆起・沈降では、隆起傾向の三宅島と沈降傾向の神津島は約30km程度と近距離ですが、年末の両島の高低差は6cmを超えており、“危険水域”と言えます」

【3】九州南部・南西諸島警戒ゾーン

 九州南部も鹿児島県の電子基準点「垂水」の8.3cmを中心に異常変動が集中している。

「年末は鹿児島県の大隅半島と宮崎県南部で、地震発生前に見られることが多い大きな沈降が見られた。九州南部ではこの1年間、水平方向の動きでも大きな変動があった。2016年の熊本地震の余震ではなく、新たな地震が発生する可能性があります」

【4】北陸・信越警戒ゾーン

 長野県の「白馬」で9.5cm、福井県の「大野」で7cmの異常変動があった。

「長期的な隆起・沈降では、年末に福井県の『和泉』や『福井池田』、石川県の『白峰』が大きく沈降しており、ここも注意が必要です」

【5】北海道東部警戒ゾーン

 12月18日には、最大震度3の根室半島南東沖地震が起きているが、さらに警戒を強めるべきだという。

「『根室4』が沈降する一方、『阿寒2』は隆起しています。その差は1年前から10cmを超えており、依然として“危険水域”のままです。その境目に歪みが溜まっており、引き続き要注意です」

 MEGA地震予測は、今後6か月にわたる警戒地域を示す予測だ。政府の地震調査委員会が発表する「30年以内に〇%」という“雲を掴むような確率”のレポートとは一線を画する。

「MEGA地震の予測方法はアップデートを続けていて、いずれ1か月以内の予測を可能にしたいと考えています」

 予測をもとに冷静に備えたい。

【MEGA地震予測 MAPの見方】

 地図中では、2019年6月1日から11月23日の間に、要警戒とされる「1週間で5cm以上の上下動」があった地点を示した。それに加え、地表の長期的な「隆起・沈降」と、地表が東西南北のどの方向に動いているかの「水平方向の動き」の分析を加味し、過去の地震発生の前兆現象と比較した上で「震度5以上の地震が発生する可能性があるエリア」を警戒ゾーンとしている。

●JESEAでは毎週水曜日にスマホ用アプリ「MEGA地震予測」(月額380円)で情報提供している。詳しくはhttp://www.jesea.co.jp


億マグロとパシャリ 「格別さ」苦難越え親子でつかんだ

2020年01月06日 10時19分48秒 | ニュース

億マグロとパシャリ 「格別さ」苦難越え親子でつかんだ

 2020年1月6日09時39分

 青森・大間のマグロに、今年も「億」の値がついた。276キロの本マグロが、昨年に次ぐ1億9320万円の最高値で落札された東京・豊洲市場の5日の初競り。大間産が最高値をつけるのは9年連続で、「マグロ一本釣りの町」大間のブランド力がさらに揺るぎないものになった。

 「『一番マグロ』とったぞ。キロ70万円だ」

 マグロはえ縄漁船・春栄丸(9・7トン)の山本昌彦船長(57)が吉報を受けたのは、夜通し操業していた津軽海峡の船上だった。一緒に乗り込む長男の昌平さん(30)と「やったな」と喜び合った。

 それぞれ父の背中を見て、同じように15、16歳でマグロ漁師となった。300キロクラスなら何本も釣り上げてきたが、1千万円を超えるマグロにだけは縁がなかった。

 2016年7月、エンジン火災で「第28春栄丸」を失う不運があった。縁起が悪いと2年前、船名から「第28」を取ったいまの船を、借金をして新造した。

 「さあ、これから」という昨季は大型マグロに漁獲枠が設けられ、今季は年の瀬が迫るまで不漁で、魚価も低迷。そんなときにつかんだ一番マグロだった。山本船長は「そりゃあ最高だし、格別さ」と話し、口数の少ない昌平さんと記念写真に収まった。

 大間漁協の坂三男組合長は「連続して大間の名を上げてくれた」と感謝した。金沢満春町長は「新年早々めでたい話」と喜び、マグロ資源に比較的やさしいとされる一本釣りの漁師を守るため、漁獲枠の配分見直しを「国に要望していく」と話した。(伊東大治)

関連ニュース

奈良)御所実、初Vなるか 7日に高校ラグビー決勝

2020年01月06日 10時16分05秒 | スポーツ

奈良)御所実、初Vなるか 7日に高校ラグビー決勝

 2020年1月6日03時00分

 第99回全国高校ラグビー大会は5日、東大阪市花園ラグビー場大阪府)で準決勝があり、奈良県勢の御所実は26―7で常翔学園(大阪第2)を破り5大会ぶりの決勝に進んだ。初優勝をかけ、7日午後2時から桐蔭学園(神奈川)と対戦する。

 御所実は着実にトライを重ねた。前半8分、ラックから抜け出したフランカーの長船鉄心選手(3年)が先制点。13分には右へパスをつないで、ウィングの安田昂平選手(2年)。22分には、相手のミスでこぼれたボールをスクラムハーフの稲葉聖馬選手(3年)がつかんで決めた。後半は相手キックをつかんだ安田選手が相手防御を次々にかわし、60メートルを走りきって、26―0と突き放した。

 勝利につながる流れを生んだのは、攻撃的なディフェンスが功を奏したからだ。

ここから続き

 常翔学園とは昨年3月の近畿大会以来の対戦。ゲームキャプテンの津村大志選手(3年)は「自分たちよりも体が大きくてスクラムが強いことは分かっていた」。前日の練習で「スクラムで勝負しない」を確認した。意識したのは、準々決勝までの3試合をノートライに抑えた守りでの出足の速さだ。左へも右へも、一人ひとりができるだけ速く前へ出て止めに入った。

 後半15分ごろ、自陣ゴール直前でペナルティーを取られ、相手が得意のスクラムを選択。今大会初めてトライを許した。しかし、ここから崩れなかった。津村選手は「相手も準決勝まで来たチーム。取られた後に主導権を握り直すことが大事と前日に話していた」。ペナルティーにつながったミスをそれぞれが復唱して共有し、チームを鼓舞する声が次々にあがった。その後も鋭いタックルで縦に展開する相手を抑え、点差を守った。

 津村選手は次戦に向け、「高校生が一番輝ける花園で、サポートしてくれる人たちやいろんなチームの思いを背負って、今までやってきたことを出し切りたい」と力強く言った。(平田瑛美)


空飛ぶクルマ、有人飛行試験を開始 国内初、豊田市で

2020年01月06日 10時12分49秒 | NBOX

空飛ぶクルマ、有人飛行試験を開始 国内初、豊田市で

 2020年1月6日05時00分

 愛知県豊田市を拠点に「空飛ぶクルマ」の開発を進めているスカイドライブ(東京)は、2019年12月に有人の飛行試験を始めたことを明らかにした。同社によると日本で初めて。今年夏にはデモフライトを公開し、23年の販売開始をめざす。

 スカイドライブはトヨタ自動車出身の若手技術者らがつくった会社。18年7月設立で、この年の12月には無人の屋外飛行試験を始めていた。

 有人での飛行試験は19年12月下旬、豊田市にある同社の屋内飛行試験場でおこなわれたという。試験機は1人乗り、縦横3・6メートル、高さ1・6メートル。機体の四隅にはプロペラが2組ずつある。飛行試験の詳細は機密を理由に明らかにしていない。これからも試験をつづけ、安全性などを検証する。

 空飛ぶクルマは、欧州の航空機大手エアバスや米配車大手ウーバー・テクノロジーズなど、さまざまな企業が開発にしのぎを削る。渋滞問題の解決や災害時の人命救助などに役立つと期待されているが、実用化に向けては技術開発に加え、機体の安全基準、交通ルールといった制度の整備や、他の機体とぶつからないための運行管理体制づくりも課題となる。