内閣府は27日、インターネットの利用状況に関する世論調査の結果を発表した。小中高生が1日にインターネットを利用する時間は平均2時間34分で、この1年で13分増えた。2時間以上の子どもは5割を超えた。

 調査は昨年11月5日~12月11日、全国の10~17歳の5千人を対象に原則面接で実施。3284人から回答を得た(回答率65・7%)。

 1日のネット利用時間は、小学生が1時間33分(前年比9分増)、中学生2時間18分(同11分増)、高校生ら3時間27分(同15分増)だった。利用時間が2時間以上の割合は、小学生32・5%、中学生51・7%、高校生ら76・7%。

 利用目的(複数回答)は動画視聴が74・5%で最も多く、ゲーム(74・0%)、コミュニケーション(67・4%)と続いた。ネットを利用する機器は、スマートフォン(47・2%)、携帯ゲーム機(21・7%)、タブレット(20・9%)などだった。