今年も夏がやって来た

今年の５、６月は寒かった、時には日が落ちるとストーブを付けていた時もあったくらいだ、私の想像では山奥の気温が上がらず植物全体の成長が遅れたと見ている、６月中旬に例年越冬用のフキを採りに行っていたが、少し暑い年などは２Ｍ近くにもなるフキなのだが、今年のフキの成長は悪く１Ｍ程度で山の植物が育っていなかったことを記憶している、第一フキ収穫の時季はブヨ、やぶ蚊の大発生があり何時も悩まされる出来事だったが、今年は全く被害は無かった、と云うよりブヨが発生していなかったのだ。

フキより早い根曲り竹の子は、５月の連休明けから本格的に収穫出来ていた、所が今年に限り竹の子の成長が遅かった、もう６月に入って出始めたくらいで極端に遅いと感じるくらいだった、此の頃はブヨ、やぶ蚊は発生していないが、今年ほどダニに取りつかれた年は過去になかった、竹やぶから出て裸になって着ているシャッを広げると完全武装をしているにも関わらず２０匹以上のダニが白しシャツに取りついているのを見ていた、帰宅前山にいるうちに着ているものを脱いで検査して大丈夫と思って帰って行っても、一度ベランダに出て着ているものを全部脱ぎ着替えてから居間に入っていたが、時には頭の中や体に直接かじりついているのもいて、数日後に余りに痒いので良く見るとダニが皮膚にこびりついているのを見つけたり、兎に角今年ほどダニに悩まされた年も無かった、体力不足もあったが今年のダニの攻勢にはタジタジで早めに切り上げたのもこのダニも関係している。

そんな、山の変化が今年の春から今に至るまで奥山が居住地域のはずの羆が里まで下りて来ている原因でないかと想像している、それにしても羆と人間の大きなトラブルもなく出来れば共存共栄をしたいものと思いも新たにしている、今年は汽車に轢き殺された羆も現われ、ますますミヤミスが続くなのだろうか。

夏と云えば向日葵が咲きだし、木苺の実が赤くなり、続いてカリンズも色が付いた。
紫陽花は梅雨時なのに、北海道では。

木苺収穫
カリンズも赤くなりだす
紫陽花も