暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#60

2020-09-11 15:21:46 | 日記

こんにちは。

 

<気になる材料>

  • 主役は EU vs 英、と ユーロ vs  ポンド。ドル円は脇役。来週もこの流れが続くと見られる。

…外国人に人気の日経500種平均株価が14:30で2347.88円だ。20.28ポイント高。あと20ポイントで史上最高値なのだそう。昨日の大引け直前の急騰も外国人の仕業、と。14:30過ぎからの上昇はたいがい欧州勢、と言われていますが。日本株慎重派の欧州投機筋が動き出している、と(9/14に向けて?)。

…バイデン(米民主党)はアンチJapanなのだが。11/3大統領選でバイデン勝利なら、オバマ大統領時以上に、米と日本の経済的関係は弱くなり、株価も弱含むと見られている。

…外為ドットコム総研の神田さんの見立てをまるっと書き起こしておきます。

①<ポンド急落だった昨日>

138⇒134円台へと急降下。ユーロとポンドが主役だった昨日。ドル円は脇役。「ユーロ強含み>ドル円>ポンド」の構図。故に、当面はユーロ中心、EUと英が主戦場、人が集まる、と。

 <昨日のECBのおさらい>

「量的緩和続ける」でのユーロ高。ラガルド会見の直前に「ラガルドが”ユーロ高に過敏になる必要はない”と言った」が広まり、からのユーロ買いへと繋がったのだそう。「注意深く為替を注視」も、強力な牽制ではなかった。&「為替レートに介入するつもりはない」で、更なるユーロ高が加速。

②ブレグジット。

…昨日に英とEUのハイレベル協議があったが、予想通り進展は無し。英が主張する「国内市場法案」(”英は、北アイルランドと英国内で、最良な行動をする権利を有する”という内容)に、EUは猛反発。EU側は「離脱合意に応じない場合は法的措置」としたが、英側の撤回は無し。故に、通商交渉以前の問題に戻ってしまった状態。双方がもう後には引けない状況で、「離脱は難しい」と思われていたが、ここまでこじれるとは、と、マーケット。

…来週も流れはそう変わらずと見られている。材料的には、

            • 9/14(月)(日本) 自民党・投開票…賛成多数で菅さんと見られている(故にユーロ高円安との見立て)。
            • 9/15.16(火.水)(米) FOMC…緩和据え置きなら、欧州通貨が強いと見ている。故に、ドル円は動かないと見られる。
            • 9/16(水)(米) パウエル会見
            • 9/16.17(水.木)(日本) 日銀金融政策決定会合。9/17黒田総裁結果発表。

…材料

①EU vs 英 (ブレグジット交渉)⇒ユーロの動きに注目!(ドル円に材料なく、ドル円サプライズは起きにくい。FOMC、日銀政策決定会合くらい)⇒ユーロ高ポンド安だと、ドル円は動かない。

以上、まるっと書き起こしでしたが。

でも、米上院の特別給付が7月末で剥げているので、今夜の米8月財政収支などが極端に良い数字とか、”米が強い”ニュースが出れば、どうなるのでしょうか?

…金保有が微減の中国。米国債を減らしている中国。じゃあ、今、中国は何を資産として買っている?

…16:11にBSの速報で、「日英のFTA通商協議が大筋で合意」という速報有。公共放送なので確実だろう。

…9/16(米)PM2:00にアップルが何か発表。

…米の今の調整相場。⇒通常10日くらいで調整終わるが、来週も下落(10日以上の下落なら)なら⇒本格的な大幅下落へと移行していくと見られる。⇒故に、ドル買いとなる(ドル高円高・両方)。

 

 

 

 

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#59

2020-09-11 08:56:19 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 予想通りの事実上上院否決。特別給付が剥がれてしまい、一気にPM急落。半導体は2%下落。

…失業保険特別給付や諸々の景気対策が期限切れを迎えてしまっている米。でも、マクロ的にはこれで良いのかも?今夜は8月財政収支が発表されるが。これから年末に向かって、マクロ的イベントが目白押しな米。ロビンフッダーも剥がれはじめ、マクロ重視相場が戻ってくるか。故に、金利の動向に要注意(今夜は米8月消費者物価指数もある)(上院の議論再開は11/3の大統領選以降と見られる)。

…ECB理事会では、ラガルド総裁の牽制発言は入らず(リーマンの時の方がもっとユーロ高だったので、牽制し辛いとの分析)。しかし、ユーロ高への警戒感は示した。「物価に悪影響(輸入品安、からの物価上昇によるインフレ懸念)」「インフレ率2%目標が遠のく(輸出企業の停滞でデフレ懸念)」

…拮抗する2つの課題をもたらす通貨高。「FRBに比べ、ラガルド総裁の発言は野心的」との見解多く、マーケットでは材料視されている(心配されている)&”財政の崖懸念”も。

…英とEUの対立がさらに深刻となっている今。EUは、英ジョンソン首相に離脱合意の修正を求め、「月内撤回を」と迫っている。

英は、TPP参加に向けての初協議。TPP全参加国と。故に、EU(特に独)、英共に、環太平洋の枠組みに参加したがっている構図な今(要は反中国ロシア)。米チーム、というよりインド太平洋チームか。

…今夜の物価上昇率は、7月強かったCPIが、8月どうでるか、に注目。

※今日のNYでは、

①生産者物価指数が市場予想を上回り、リスクオンでの国債売り(=金利上昇。一時0.7%台に乗せた)。しかし、

②卸売物価指数が市場予想を下回り、&米30年国債の入札低調で、リスクオフでのドル買戻し。

そこに上院の事実上否決も加わっての株急落で、一段とドル買い方向へと。故に、ドル買いの再燃。+来週のFOMCで、「政策据え置き」なら一段のドル買いと見られている。220日移動平均線107.85近辺を視野、とフィスコのアナリスト。

…英石油大手BPが、洋上風力発電に参入、というニュース。ノルウェーの風力発電企業の株式50%を取得(11兆円で)。

…昨日のテレ東番組で、菅さんは「行政改革を徹底した上で、将来的に今以上の消費増税が必要」とした。もし10/25解散総選挙ならば、自民の圧勝なら、下落材料か(去年10月の増税が、外国人には諸悪の因、と受け止められていたので)(景気敏感株には恩恵があるとも見られている)。

メジャーSQ、昨夜の菅さんで、今日は売り圧力な日本、と。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。