暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#67

2020-09-17 15:15:37 | 日記

こんにちは。

 

<気になる材料>

  • 7/11の104.19を意識しつつ、104割れなら、103.67が次の目標。

…ソニーFHの石川さんの見立てをまるっと。

①ポンド=悪材料しかない今の英。…7月からの上昇がすべて消えてしまった今のポンド(買われていた因は、リスクセンチメントが弱かったので)。

《急落の因》

Ⓐ離脱移行期間の終了(年内いっぱいの予定だが)

                • EU側:「10/15位までに合意しないと間に合わない」
                • 英ジョンソン:「10/15までに離脱する」「EUとの離脱協定案破棄する」

⇒故に、EUが英に失望。⇒合意なき離脱をやってしまうと、5~6月の水準にまで下落もあると見る。

Ⓑ英の景況感:夏に回復したが(ポンド上昇)、英政府の財政底入れで、個人消費が剥げてきた今。

⇒手持ち(ベーシックインカム的に配ったマネー)が減少してきている国民&建設業etc. 製造業が8月低下してきている(特に新規受注がない。とっても黄色信号!)

⇒雇用維持制度が10月で失効してしまう。+10/15本当に離脱してしまうなら、英雇用が⇓(失業率⇑)で、個人消費の伸び(回復)が見込めなくなる⇒故に、ポンドにはネガティブ材料。

Ⓒ金融政策…今日中央銀行発表(変更なしと見られている)。しかし、マイナス金利に理解を示す内容なら、ポンド売りへと向かうと見られる。

②豪ドルは堅調。しかし、米中対立ネタで売られ易い。

          • コロナは落ち着いている今。
          • 豪の景況感は悪くない。
          • 雇用も良い内容。

⇒故に、買い易い今。しかし、

          • 米中対立では、中国に逆風が吹いている今。⇒豪への影響有(5eyesで)
          • 豪が「コロナの責任は中国にある」と発言してからの、中国の豪ハブり(鉄鉱石・ワイン・大麦etc. の不買運動)が始まり、からの政治面で危ない今。

⇒故に、中国のとってくる行動に注意。⇒鉄鉱石(資源)に影響及ぶことに注意!

 

 

 

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#66

2020-09-17 08:17:30 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 金利据え置き。物価上昇率を”2%やや上回るインフレ率を目指す”と明記したFOMC。トレンドを変えるという事は無かった今回。

…注目は、2022年末までだったゼロ金利維持を、「少なくとも2023年末までゼロ金利維持」と明言したこと。故に、「緩和の長期化」を明確にした今回のFOMC。パウエル会見中に米10年債金利が0.7%台へ急上昇(「非常に強い金融緩和策をしている」が、”追加緩和策は今のところ計画していない”とマーケットに受け止められて&上院での混乱での、景気失速懸念からという見方と、OECDやFRBが当面の米経済見通しを引き上げたことを材料視して、という見方と)。からの、GAFAMを中心としたナスダックの下げへと。三菱UFJストラテジストは「2023年末にゼロ金利終わらせてもいい」というタカ派的思想が含まれている、とも。消費の持ち直しが鈍化していることが浮き彫りとなった米8月小売売上高。米上院での失業保険特別給付の話合い不調はやはりトリガーだ。

…菅新内閣が昨夜発足しましたが。やはり円高へと行きました。外国人は、更なる対コロナ策での財政出動と雇用改善明確化と出生率⇑を求めているので、「国民のために働く内閣」という菅スタイルでは物足りなかったのか。ロイターも「菅内閣会見受け、104後半へと」と。フォレックスライブのアナリストは「日本政治を巡る不透明性が円買い追い風となっている」と、安倍さん退任がマイナスリスクだと(今の元高は、中国の景気回復期待での元高)。しかし、ナイトセッション日本国債は152.05。上昇している(買われている)。気になるのは、ここ3~4日売られ続けている米30年国債(インフレ期待の影響を受けやすい)。しかし、FTは「米株は既にバブルと見る」と。この先、米景気見通しの下方修正が出れば、失速へと、とも。しかし、やはり米のeコマースはまだ強いと見る向き多勢。アマゾンは年末にかけて雇用を増やすとしているし。オンライン消費の下方修正が出てきた時が、FTの言う米バブル弾けか。

…トランプのAM6:00からの会見は、オラクルとTikTokについてだった。「好ましくない」と合意内容に文句。「米資本が100%じゃないとだめだ」と強硬姿勢。TikTok(バイトダンス)を突っぱねたトランプ。そして、「4週間以内にワクチン接種可能に」というトランプ発言が好感されての、パウエル会見前までは順調に上昇していた米マーケットですが。米CDC(疾病対策センター)所長は米上院小委員会で「新型コロナワクチンを国民に広く提供できるのは2021年半ば」と明言したというニュースも有り。これに対しトランプは反発。

…ニッセイアセットマネジメントのアナリストの今日の為替見通し。

①米の追加緩和期待が後退しているので(米上院の特別給付が剥げて)、11/3大統領選までは動かないと見られているので⇒故に、ドル高期待は無理、と。

②菅内閣で、一気に円高方向。しかし、日銀短観大企業想定為替レートは去年~104円前後なので、日本株への円高悪材料は限定的、とも。

③解散総選挙が視野に入っている、と(麻生の強pushを菅首相は躱せないだろう)。

⇒故に、自民党大幅議席獲得なら円安、自民党負けなら円高へ、と見ている。生保は投機筋なので、クジラが動くときに乗っかれば。

株は(岡三証券の見通し)、今夜の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数に着目でした。日本でも製造業が成長率の根幹なので、特に自動車の部品メーカーは7-9,10-12、と劇的に回復していくと見ていました。

…菅さんの御高齢が、少しマイナス因となっているようで。「次期総理大臣」というワードが出てきています。⇒人気のある河野太郎さん。この菅内閣で、返り血を浴びる役目ですが(行政改革担当大臣なので)。4年後に、企業の業績が回復してきた時に、割安となっていると見られる日本株への買い(外国人による)が入れば、小泉ブーム再来な可能性。

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。