暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#73

2020-09-28 08:30:04 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 今朝に速報で流れた「トランプが過去15年のうち、10年間所得税を払っていなかった」というニュース。8万ドルしか払っていなかった、とNYタイムズ。

…米最高裁判事に、筋金入りの保守派バレット氏を指名したトランプですが(判事9人中、6名を保守派で固めることに)。

トランプの価値観に近いラインナップとなっている最高裁判事。オバマケア(低所得の人にも公的資金を注入し、国民皆保険制度を作ったオバマ)が無効になる可能性も高まってきたし、&上院の追加景気刺激策も不透明だし、&ファーウェイ制裁の渦中なのに、インテルetc. 一部米半導体企業との取引を許可したり、&中国半導体OEM最大手SMIC向けの輸出を規制したり(⇐この制裁は中国半導体企業に暗雲。一番影響を受けるのはファーウェイ⇒ひいては日本)。

故に、ウォーレン・バフェットが最も信頼を置いている投資家ハマード・マークス氏(慎重派)いわく、「リスクを抑えるために、リターンが下がっている今。(故に、アジア債やHYマーケットは下落か)」、「米利回り史上初な今の低水準も、今後上昇はしないだろう」と。コロナリスクを織り込んでの、今後のマーケットの上昇はそんなに無い、と言っていた。「基軸通貨ドルに歪みが生じている」とも。

  • ユーロ売り展開となった先週末。新型コロナ再拡大で経済期待見通しが剥落して。

…これは、復興債発行の大前提が”EU圏経済の回復(雇用の増加)”だったので、景気拡大が見込まれなくなってしまった今(7~9月はGDP上昇だったが、10~12月期は大幅な下落がはっきりしてきた)、今週に控えているECB理事会での復興債案合意や、ワクチン研究開発、EU財源の話合い(デジタル税をもとに、と考えている)etc. に影響が出てくると見られている(復興債発行が破棄になることは無いと見られているが、調整は難しい、とも)。

…英とEUのブレグジット合意も決裂中だし。10月半ばの双方首脳会議までの合意は難しいと見られている。故に、11月半ばが、実質的な最終期限になるとも。⇒今後1~2か月はユーロ安、ポンド安を引きずりやすいと見られているが、それでも、史上最大のジャブジャブな今なので、底割れは無い、とも。

…一つ懸念として、旧ソビエト・アゼルバイジャンとアルメニアで戦闘が起きていること(住民を含む死傷者が出ている)。ロシアとEU連合が即時停戦を呼び掛けているが。アゼルバイジャンは、ロシア⇒欧州への天然ガスパイプラインの要所。これから冬にかけて暖房向けの天然ガス需要⇑なので、プーチンが駆け引きをしてくるだろう。⇒ユーロにも影響が出てくるだろう。

  • 日本では、11月解散⇒12月総選挙論が高まってきているが(スガ人気が思いのほか高いので、今年のうちに、と焦る自民公明)。

…豪ドルが売られての、米ドル買いだった先週末ですが。年末経験則では、季節性米金利上昇からのドル高傾向な例年。$指数($インデックス=$の価値を表す)のボトム底入れ、からの⇒米実質金利(米10年国債利回り)上昇のタイミングに注意(⇐故に、ドル高)。現在$インデックス94.591(ボトムアウトがかなり来てる)。日本での物価上昇は見込めないとしての円高圧力、という向きが多いですが。

…ニッセイ基礎研は、年末、ベア(弱気)と見ていた。来年を先取りしている今の強気なだけであり(菅さんの政策で)、そろそろファンダメンタルに移る、と。日本マーケットの来年は、業績が落ちると見ていたニッセイ基礎研(ファーウェイ制裁での、日本への影響大)。

…ニッセイ基礎研、東海東京調査センター、共に、バイデン勝利で株かなり急落(法人税増税)と言っていた。しかし、マジョリティの力があるトランプが51%で勝つ、とも。

 

 

 

 

 


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