暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#472

2022-05-05 07:32:45 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • QTが6/1から開始。も、”積極的な保有資産売却の可能性”には特に言及無し(6月から475億$/月のペース、9月からは最大950億$のペース)

…FOMCはコンセンサス通りの50bps(0.5%)利上げ(22年ぶりの大幅利上げ)。&全会一致で6/1からのQT開始を決定。

75bps(0.75%)利上げについては、”isn't something FOMC is actively considering"(6月の0.75%には慎重なパウエル)と。

…市場の”利上げペース加速”織り込みが剥落(米2年債利回りが大きく低下)。→∴米金利はフロントエンドを中心に大きく低下。カーブはブルスティープニング。

&ドルは材料出尽くしで急落。米株は大きく上昇。

…ハト派と受け止められ、会見中に株高へと(SP500・ナスダック共に3%⇑)

マーケットは、米JOLTS3月求人件数(増加。コンセンサスから大幅な上振れ)の後なのに、パウエルが利上げペース加速織り込みを自ら剥がしに行ったことに驚いた、と。

…マーケットでは、ECIなど「株安への配慮」よりも経済指標を見てる感じ。

…パウエル「コアCPIはピークを打った証拠がある」

→∴マーケットは「想定以上の”強い引き締め”をする気は無いとも受け取れる」との見方多し。

…円建てゴールドは$建てゴールドの上昇で相殺されて、ほぼ変わらずの7820円($円130.14→129.14)

GW前より85円下落。プラチナの円建ては320円の上昇。

…75bps(0.75%利上げ)の可能性が剥落したことで、米2年国債利回りが大幅下落となり、からの、リスクアセットへの買いが入った。

&米財務省は四半期定例入札発行規模を3四半期連続で縮小。力強い連邦税収を理由に更に削減の可能性を示唆。

…来週の米CPIで”インフレピークアウトを確認”と捉えている向き多し(米ISMは4月米サービス業の景況鈍化を示しているも)

…”50bps 3回連続を楽観視ムード”となれば、「再び売り場となる(景気⇓での)」と見る向きあり。

…<T.Kamada>

「金利が引き上げられた今日、SP500は2.99%の大幅上昇となりました。金利が引き上げられた日にSP500がこれほど大きな上昇となるのは約22年ぶりです。”75bpsの利上げは考慮していない”というパウエルの言葉が好影響になった、という意見が出ています」

…<theme trade>

「今日のNYは、最後に超長期米国債が売られ、一段とスティープニングでの引け。カーブプレイの巻き戻し。ボラは低下。パウエルの『あえての』75bps否定で、短中期から回復していく形でしょうが、なんだかんだ目先数年のインフレの居所への不確実性は残るわけで。『どこまで金利が下げれるか』というのは、難しい」


よろしくお願いいたします。