おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- AMD⇑9%。IntelがAMDをM&Aするとの噂で。&一昨日報道のブルームバーグでの「JPモルガン、中国テクノロジー株判断上げ…”投資不可能”から2ヵ月」記事がナスダック⇑因か。
…一昨日には”パウエルプット”でSP500も3850で切り返しているし(最高値から”弱気相場入りのサイン⇓20%”が3850辺りだった)。
昨夜WORLD MARKETZ 渡辺さんは、FRBパウエル議長について「1年前は”インフレではない”をゴリ押しし続け、後に”やっぱりインフレだ、退治する”となり、先週木曜のラジオでは『5.6月で0.5%利上げをやる。0.75%利上げではないのだから、リセッション入りとはならない』という(『”0.75は回避”を強調しているところ』に引っかかっていました)、安倍首相の”ゴハン論法”のような後手後手パウエル」と。
- ロシアTV「北欧2ヵ国のNATO加盟に対し、トルコ:エルドアン大統領が反対を表明」~ロシアTV&5/18.BS1キャッチ
…「クルド人組織に新たな不安が生まれた」ともロシアTV。
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- トルコ:エルドアン大統領「NATOがテロリストになってしまう」(※)
- 米メディア「トルコをNATOから除名しろ」という声が出ている」
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とも、ロシアTV。
…※クルド人:スウェーデン・フィンランド両国に多くいる。2003年のイラク戦争時、イラク内には⇓⇓
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- スンニ派(反米で米と戦った。今は親米)
- シーア派(スンニ派と仲が悪く、親米だった。も、イラク戦争後は反米へと)
- クルド人派
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という3つの派閥があったが、クルド人域はどんどん狭められていき、霧散したクルド人が北欧etc. へ逃れている(スウェーデンではクルド人が国会議員に選出されており、一定の力を持っている)。
→トルコ:エルドアンが指している「NATOがテロリストになってしまう」は、1980年代にトルコで軍事活動を起こしたクルド人をトルコがテロ組織に指定した、という経緯から。
→その報復でトルコがシリア(シリア内のクルド人勢力)へ攻撃したことにより、対抗措置として制裁を受けている今。
→∴この制裁を解除したいエルドアン。(NATO内で拒否権を持つトルコなので、これを最大限に利用して譲歩を引き出そうという思惑)
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- トルコの要求①:フィンランド・スウェーデン両国にいるクルド人武装組織メンバーの身柄引き渡し
- トルコの要求②:トルコに対する「武器売却停止」の制裁措置解除
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→∴2国のNATO加盟に難色を示し、①②の譲歩を引き出したいエルドアン。
…フィンランド・スウェーデン2国のNATO加盟が実現すれば、プーチンの”NATO東方拡大阻止”が大誤算に。
→ウクライナ:マリウポリを完全掌握したロシア軍。この勢いを士気に繋げたいと見られているも、英BBC報道(一昨日)で⇓⇓
「国営ロシアTVの人気討論番組で、ロシア軍退役大佐:ホダレノク氏(今のロシア軍に批判的。『ウクライナ紛争はロシアの国益にはならない』etc. 批判的な持論を展開している)が出演し、
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- ウクライナとの戦況について、ロシア軍は劣勢となっている
- 我々ロシアは世界的に孤立している。世界はロシアを敵視している
- ロシア国営放送の報道を鵜吞みにすべきではない
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など、ネガティブ論を提言していたのは非常に珍しいことだ。これは”ロシアに関する悪いニュース”に備えて、国民に心構えをさせるための報道だと見ている」と。
よろしくお願いいたします。