おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- NYホリコさん。「『ここ1~2年、旨い汁たらふく吸ってきだだろ。インフレ抑圧の為だ、今は我慢しろ』的なFedなだけなので、悲観的に考える必要はない」
…決算毎に下回っていく今。いくら決算が良くても買われない。”決算が出たら数字に関わらずすぐに売る”。
→∴「”決算が前期を下回っても買われる”状況になるまでは、下げ止まらないと見ている」
…米4月CPIは高止まり(も、伸び率は鈍化)。も、米3月CPIでは下降し始めてきているインフレ率。
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- 足元での天然ガス過去最高値。
- ピークはつけたが、コストが下がってくるまでにはタイムラグがあるので。(※今夜NY:PPI卸売物価指数)
→CPIの”硬直性”や、先行指標は⇓なのだけれど”タイムラグ”や。
…米実質金利上昇(1.3%超え)を嫌気しての、ここ1~2週間のNYのキツイ下げ。下落のサインが出ているものの(金融引き締めインフレ退治で、BEIも2月末2.7%水準まで⇓してきてるし。先行指標のISMやPPIも去年3月水準をずっと下回ってきているし)。
市場では”投げのサイン”(『あげ90%』)がまだ出てこない。も、調整基調の”後半”であることは間違いない。
…「2020年.2021年~の”米株の割高感”は払拭された?」→2通りの見方がある。⇓⇓⇓
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- リセッション入り(スタグフ)と考えているならば、”まだ底は見えていない”。
- ”リセッションには入らない”と考えているならば、企業の上方修正が多いので(今年17倍・来年は16倍を切っているので)、もしもFedが上手くやってインフレが⇓となるなら「15倍台」はメチャメチャ安い!
※WORLD MARKETZ:滝澤さんは「パウエルが引責辞任となり、∴ハト派ブレイナードさんが議長に就けば」という見立てをしていました。
…マネーサプライが史上最高に残っている今(”何らかの因でのキャッシュ需要”に備え)。
…ファンドは「長いタームで」「5倍10倍で」やっている。∴今のような時に買わないとダメなので(仕込み)、これからもっと下げるかもだが、業績の良いもの・成長性のあるものを今買っている。中長期で見ると、今はチャンス。
∴「今、ロスを我慢すれば」的なFedの”含み”があるので、悲観的に考える必要はない。
- 「”リバウンドしたら、仕込んでいたコールオプションを利食って”が重なってる今の様相」と近藤さん。
…WORLD MARKETZ 近藤さん(5/11 PM10:00)。
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- 今週の下げは「”利上げを知らない子供たち”がマーケットの主流になった」ことの表れ。「下がってもFedがなんとか尻拭いしてくれるはず」世代。
- 「50bps利上げ×3」予想が多いのに、&5月FOMCも予想通りだったのに、何故まだ下げているのか?
- リーマン以降、FRBや各国中央銀行は、株を下げないようにやってきた(本来は”物価と雇用の安定”が仕事なのに)。
- マーケットに対して保護的だったFRBが引き締めテーパリングへと転換し(も、パウエル議長は3月辺りからずっと慎重に、かつ一生懸命に『50bps利上げ×3回』『安定的に』とアナウンスし続けていたのに。&4月頭にはブレイナードさんにも言わせているのに)、「完璧に利上げステージに入っているよ」と何回も匂わせ作戦を積み重ねてきたのに、それでも「中銀(FRB)は救ってくれる」と信じて疑わなかった今の主流の若者プレイヤー。
- リーマン以降「マーケットは荒れない。誰も損しない」「株価は上がり続ける」が続いてきたので、「(今の下げ、この状況なら)FRBはもう1度やってくれる(救ってくれる)」という”甘さ”を拭いきれていないことが、ダラダラと下げ続ける因(FRBの腰折れ・利下げを期待している)。
→米平均時給がひっくり返る(労働回帰による給料⇓)くらいの事が無い限り、そのレベルのインフレ圧力減少因が出てこないと”インフレ退治”は難しいので。
→∴今はカレンダーで動くしかないファンドマネージャー達。(何もなければ上がる今のマーケット。も、根っこの金は動いていない今。『75bps利上げでリスクオン』というのを知らない世代が今の主流なので、∴『0.75%利上げでリスクオン・株⇑』とはならないと見ている)。
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- 今のマーケットの下げ:「下がった時にコールオプションを持つ(も、時間が経つと減価するので)。→リバウンドした時に利食う」「ポートフォリオは保守的(『0.75%利上げでも、金融株は上昇とはならない』と見てるから)」
- 「リターンの形成=リスク」
中央銀行リスク(しかも大きなリスク)が走り出したので、利上げを知らない&追い風しか知らない「子供たち」プレイヤーの狼狽売りにより、アーク・BR・クレディスイスetc. 大御所が揃って全滅な今。
→も、5月FOMC前に1回目のピークが来たので、ガス圧が抜けた今(”急いでいる”人たちが減った)。
→11月米中間選挙にSP500”4000”と見ていた米勢ですが、昨夜NYで終値4000割れ。
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- 「上がる時」を見極めること(”上昇時”は皆が儲けられるので)。皆、資金は手元にあるので。
→「not アナリスト・must マクロ分析」「自分で主観的に考えて動くこと」「”全部は読めない”のは当たり前」「客観的に考える」
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- 今の下げ、全てはFRBの蒔いた種。慣れた人たちがみんなやられている今の状況。→「過去則よりも、カレンダーで動いたほうが実がとれる」と考えている若者プレーヤー。
…Masaさん(5/11 2:00)。
「日本株の米株相対パフォーマンスを支えてきたTOPIXに変化の兆しが見える。今週、米長期金利が期待インフレ率(BEI)の急落を伴い低下に転じた後、日本のNT倍率が上昇に転じた。今晩のCPI後に相場の懸念が”スタグフレーション”から”景気後退”にシフトすると、長期金利が低下傾向を強め(買われ)、∴日本株が上昇する局面に戻る可能性がある」
…産経NY:塩原さん(昨夜WORLD MARKETZ)。
米4月CPI:エネルギー落ち着いているも、光熱費が⇑。
→FRBの「株売りにより、個人の購買意欲も低下となり、∴インフレも⇓していく」誘導作戦。(米国人は大半が株を運用しているので、そこを狙った作戦)
→4月CPI:物価上昇率に、賃金上昇率が追い付けない。
→∴塩原さん「デフレが来た時の為に、今から家計防衛で備えている」
よろしくお願いいたします。