暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#618

2022-12-08 09:28:24 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 「”不足する財源は税制改革で”自公協議で一致」

→今後5年(来年度2023.4月~)の防衛費43兆円の出どころについての報道。(12/7,19:00,NHKニュース)

→「来年度は増税はしない」とも。も、懸念事項として「2024年度は新札発行の年(デジタル円もか)」。要警戒(有事と絡めてこないか)

  • TVB。
          • サウジ:中国は最大の貿易相手国。
          • 中国 :国内のoil輸入のうち、サウジoilが18%(最大)

…近年、サウジと中国はインフラ整備・技術開発etc. の分野で協力提携している。

          • サウジは中国ファーウェイと協力して5G技術を。
          • 中国はサウジ国内のインフラ投資をしている。

…背景には、米とサウジの関係の冷え込みがある。

→トルコ国内で起きたジャーナリスト(カショギ氏)殺害。「ムハンマドが関与している」と米の公式見解。

→7月にバイデンがサウジを訪問しoil増産を乞うたも、opecは逆に減産した経緯も有り。

→NYタイムズは「米のポジションをとって変わりはしないが、中国の影響は大きい」と。

※香港TVB…「サルマン国王らとの会談」と。”ムハンマド王子”の名は出てこず。

…小菅努さんの「12/7-12/10の習のサウジ訪問は、中国とサウジの関係強化」とのコモディティ分析記事。(Foomii,2022,12/7,19:24配信)

「ペトラ人民元」という暗喩の分析論。これで思い出したのが、2022,6/30にNHK:BS4Kでやっていた「謎の砂漠都市ペトラ~大国ローマと渡り合った5つの鍵」という歴史番組。”エジプト”を今回のサウジに見立てるとなかなか面白い。

中共系環球時報では「中国とアラブの関係を新しいレベルに引き上げる」とされており、欧米との間での経済発展とは違う手法で、欧米との経済の発展を成し遂げた中国の経験・情報をアラブと共有するetc. 単純な貿易や投資の拡大にはとどまらず、”ウクライナ後”の安全保障を含めた高次元の協力関係についても協議すると見られている。

  • NYホリコさん。

…NYは小幅。FOMC絡みの金利動向を気にしている?

→FOMC(の金融政策)後はXmas休暇に入る人が多いので、∴今週は最後のポジション調整週なので小幅。

…JPモルガンのアナリストが、マーケットに対し警戒発言を出していたが。

→NYでは現況10人中9人が「来年リセッション入り」としている。

昨日、経済人の大きい会合があったが、そこでも10人中10人が「来年リセッション入り」と言っていた。

∴こういう雰囲気がマーケットのセンチメントを冷やしている。

…こういう”警戒発言・警戒雰囲気”の理由としては↓↓

            • 12月FOMCに牽制球を投げている(Fedへの揺さぶり)
            • 今の米の実質経済は「アトランタ連銀発行の”GDP NOW”では3.4%」「ウォール街での体感GDPは1%以下」。→∴”実質経済”と”マーケットの懸念具合”に大きな乖離が存在している今。こんな大きな乖離は珍しいので「今リスクを取らずにいつリスクをとるのか!?」な状況(ホリコさんの強気な推し。”仕込み時”とも)
            • マーケットはまだインフレ上昇懸念&金利上昇懸念を抱いている(昨夜NYなどは久しぶりの米10年債利回り3.5%割れなのに)

…米インフレは6-9月にピークアウトしているのに、皆怖がって反対側に仕込んでいる今。これは仕掛け的なもの?

→10月から一気に5000$上昇したダウ。かなりペースが早かったので、今は”一旦調整”的。

…ホリコさんの持論「来年3月までに米10年債利回りは3%を割る」は「どうやらもっと早い時期に割れてきそう」とも。

→今年は「金利の上昇が恐怖」「上限幅が分からない怖さ」故の怯えているマーケットだが。

→しかし、既に天井を見たので(4.5)怖さはもう無くなった。今度は「その怖がっていたエネルギーの反動がこの数ヵ月で相場に反映されてくる(来年)」と見ている、と。

…”一旦調整”的。も、”ドル高の終わり”作用ある?

→7-9月期決算の大幅下押し圧力となった因の”ドル高”だが、現在足元で$は下落中(8%も下がっている。ドル安)

→7-9月期で⇓10%となったハイテクグロース銘柄が、今季既に半分回復してきている(修正できている。今のドル円だと更なる修正が可能と見ている)ので、∴ドル安は米マーケットの修正因になると見ている。

…ターミナルレート、12月FOMCで潮目変わる?

→相場の雰囲気が一瞬で変わる今。(8月初旬はターミナルレート3%台だったのに、今では5%台)

→12月FOMCで「0.5%」なら、もしかしたら来週のマーケットは潮目変わるかも。(10人中10人が『来年リセッション入り』と言っている今。→∴マーケットが”リセッション数字”になっていないとおかしいので)


よろしくお願いいたします。



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