暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#22

2020-08-04 07:37:47 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米ISM製造業景気指数が市場予想を上回り、コモディティがパラジウム以外全面高。(パラジウムは、歯医者さんの銀歯・電気用や電子工業用部品・排ガス浄化用の触媒に使われている。⇒バイデン勝利濃厚なら、EV普及織り込みでいったん調整か…)

…リスクオンな今日。ドル通貨は安定すると見る。日経平均シカゴ先物も⇑で、今日も上昇しそうな雰囲気。しかし、米ISM製造業改善故の堅調さなだけであり、日本では決算で上値は重くなってくると見られている。

日本企業の昨日までの決算では、製造業の落ち込みが大きかった形だ。欧米で稼ぐ日本の製造業は、予想以上の欧米企業の製造業落ち込みに巻き込まれた感あり。今日のソニー決算、6日のトヨタ、ニンテンドーが7~9月期の予言となる。

そんな中で地銀の食い物にされている中小製造業。地銀による無金利融資が過熱競争化している今。(貸し付けると後で政府から負担金が入るので)

…ユーロの追い風がまだまだ続いている今。強いEU株。安定の後ろ盾は昨夜の時事通信の記事で、スイス外相が「中国が開放路線を捨てつつある(=民主化から離れて行っている)今、スイスは自国の利益を守るために国際法と多国間体制の強化が必要となるだろう」と語っている記事だ。

中立国のスイスにここまで言わせる中国。「中国が香港の一国二制度を放棄するのなら、西側は断固たる対応を講じる」というのは、近い将来にドルペッグ制を廃止にして、中国が米ドルを入手する手段を断つ、ということか。

…英HSBCが貸倒引当金を大幅積み増ししたというニュース。⇒融資の焦げ付きを、4月時点で慎重に見ていたHSBC。コロナ+香港の一国二制度崩壊で、他銀より痛手が大きいHSBC。欧州の銀行は今年に入り減益減収、年初から4割も落ち込んでいる今。⇒今後、どれだけHSBCが企業の倒産による貸倒引当金(損失見積もり金)を積み増せているか、体力があるか、が注目ポイント。買いの材料が見当たらないが、過日の合意「みんなで支える」ECBが、社債買い入れで倒産をいかに防いでいくか。そして、復興基金合意で安心感が出てきたEU株、ユーロを推しているパリバ証券(仕込み済みだろう)等、ハイイールドマーケット高利益下での動向にも注意だ。

…投機筋は今15兆3000億円をハイイールド(社債)で動かしている。逃げ足は速いし、韓国の不動産バブルナウなんて一瞬で弾けるだろう。

…年後半の

        • EU圏自動車、航空の財務
        • ブレグジット
        • ワイヤーカード案件

には要注意。

…中国のGPS「北斗」の世界運用が始まった。誤差は2~3m(軍事面での利用強)。米のGPSにvs。独自開発「世界の半分以上の国が使用するだろう」と、中国は語っている。

 

 


よろしくお願いいたします。



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