おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 過去最高額の中長期債入札になると見られている米の四半期定例入札(来週実施)
…政府による国債の借り入れが増えると見込んでの(追加緩和資金に回す為に)、過去最高の1200億ドル(約12兆円)の国債を出してくる予定。3年債・10年債・30年債全てで入札を実施すると見られている。⇒これが材料となり、今日のNYの米10年債、2年債 etc.ともに売られ(金利上昇)、ビットコイン先物がまた急上昇。米国債とナスダックの2強プラス仮想通貨。リスクオンだからか。仮想通貨の強含み。
…上記の、公式崩れてる最近論。金利上昇の他の因としては、
①上院が失業保険特別給付金でまとまらない(しかし、ムニューシン財務長官は「今週の決着を望んでいる」と発言。意欲と積極さ無し。)
②FRBの資金ジャブジャブ放出。
8月は経験則での金利低下(国債が買われる)月なのだが、今年の8月はフライング(見切り発車的)買いが多い様相とのこと。FRBのヘリコプターマネーは米国債>$札。
…米の7月貿易収支。最近のドル円の動きは、貿易収支も大きな因となってきている、と大手FHアナリストが仰っていた。輸出はマイナス15.7%、輸入はマイナス14.7%と、どちらも落ち込み。
6月の貿易収支は、輸出プラス9%、輸入プラス4%だった。やはり、コロナ再拡大で米景気は鈍化しているのだろう。税収ダウン⇒財政赤字⇒景気減速⇒ドル安(財政とドルは連動しているので)。
昨夜のNYのADP雇用も、コロナ再拡大による労働鈍化で、市場予想を下回った。逆にISMはアナリストが”?”をつけるほどに強すぎな数字だったらしい。
…今朝の日本は先物にも反応がなく、材料もなく、明日の米待ち(今夜の英イングランド銀行政策委員会待ち)だが。
「世界の模範、皆が真似するイングランド銀行」
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- 強い政策を出すと見られている⇒追加緩和を出してくる?
- サプライズは無しと見られている
- 国債(社債も?)買いオペすると見られている⇒直接的財政ファイナンスをやると見られている。量的緩和。
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今朝のモーサテで「超長期日本国債が買われている」と言っていた。あまり買われない超長期債。でも今は相場の乱高下の因である外国人層が少ないので、政府や金融機関、地銀、生保などに買われているのだそう(外国人が入ってきていないという安心感で)。そして、それは基本的に続く、とも。これは、インフレは当分来ないという事なのだろう。=名目実質金利、インフレ期待値も上がらない=実質金利も上がらない=円の本来の価値は当面90台なのか?
&国内のニュース。
①「日銀の黒田総裁が新型コロナ感染者増に警戒感」というニュース。材料になりそう。
②大手企業の夏のボーナスがマイナス2.17%。冬は夏よりも更にマイナスと見られている。⇒マクロで更に国債売られる?ナイトセッションは152.34円。昨日のナイトからマイナス20銭は大きい。
③銀行の送金網をフィンテック業者に開放。早ければ来年度にも。…今までの振込手数料が高止まりだった為。
④野菜が最高値。「93年冷夏」を抜いた。
トヨタの為替予約は105。
独企業がドンドン買われている今。
よろしくお願いいたします。
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