おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 3/23(水)WORLD MARKETZ・another stage近藤さん。
…「QTは5月からやる(4月はFOMC無いので)」や「利上げは50bps(0.5%)」etc. 3/21の討論はタカ派だったパウエル議長。
→5月FOMC(GW中)に”50bps利上げ”はコンセンサスになった。
→マーケットは”インフレファイター宣言”と受け取り、その後好転へ(”正常化”をポジティブに受け取ったマーケット)。
※CPI強かったのがダメ押しとなった様相。
…Fed高官らも相次いで「今までの想定よりも早く・大きく利上げをしていく事が必要」と示唆している。→インフレ退治ファイティングの姿勢。
…米金利は⇓⇓
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- 短期金利が上昇(FFレートを利上げするので、FFと連動する2年債利回りの上昇は当然)。(今のところはマーケットは好感。金利上昇のネガティブ感無し)
- 7年債利回りと5年債利回りが逆イールドに(5年物が売られすぎ、7年物が買われすぎている)。
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→FFレート(政策金利)を利上げするので(景気上昇を抑制)、∴長期インフレ率(BEI)を抑え込むことができる。
→FRBは「継続的にやる&安定的にやる」とアナウンスしている。∴BEIを抑える方向に寄りすぎてしまい、5・7年債利回りが歪になってしまった。
…”利上げ”によりBEいは抑えられるので(景気がはげるので)、放っておけば逆イールドになるのは分かり切った事。
※長期インフレ期待率10年物BEIが下落となり、からの安全資産ヘッジとしての”米10年国債が買われる”(=10年債利回りの上昇は抑えられる→∴10年債と2年債の逆イールドへと)。
→∴FRBはQT(BS縮小)を強くやってくると見られている。
※「QTするぞ」と匂わせて、「BSが大量に抱えている米10年国債が売却されるかも」とマーケットを動揺に陥れ(米10年債売りの流れを作り)、米10年債利回りを上昇させ、10年・2年債利回りの逆イールドを解消させる作戦。
※金融機関:短期債で資金を調達し、長期債で運用しているので、現況の逆さやは本当は良くない事(経済が厳しくなる(銀行による庶民への貸し渋りや貸しはがし)ので、FRBは何とかしてスティープ化に戻したい)。
…パウエルは「50bps利上げ×3回連続」を考えているかもしれないので、要警戒。頭の片隅に置いておくこと。
→秋の中間選挙直前には、大きな利上げは出来ないので。
…直近の「VIX⇓ vs SKEW⇑」は一気に逆転した。
→プットオプションの建玉が増えると、SKEWは上昇する。
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- コールサイドが潰されたので「VIXが⇓」
- プット建玉だけが残り、プットサイドが重くなったことによる「SKEWが⇑」
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→∴「コールオプションを売る人がいる」という事(”買う権利”を買う人がいないという事)。∴今が高値と見ている人が多いという事。→∴「あとは下落のみ」と見ている?
…日本の上昇は⇓⇓⇓
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- 季節要因(JPは年度末。米は1Q期末)
- 悪材料出尽くし(あとは核が使用されるかどうか)
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→来週明けは新年度入りなので(3/28から今月末までにポジション調整をしなければならないので(更地に戻る))。
…外国勢ヘッジファンドの運用:4~6月2Qについて。
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- ウクライナの状況がだいぶ見えてきた(悪材料織り込み済み。プーチンが核のボタンを押すかどうかだけ)。
- 5月GW中のFOMC(FOMC前に勝負終わらせる)(50bps利上げとQT開始がダブルで来るのか)。
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※1について:ウクライナ問題は、今よりも透明になってくると見られている(5・6月により透明に)。→∴4月で勝負をかけるヘッジファンド多数。
※2について:インフレ見て&業績見て&ウクライナ見て。株と債券のアロケーションに必ず変化があると見ており、∴ポジション調整してFOMCを迎えると見られている。
- NYホリコさん。
…昨夜NYの久しぶりの反落。
→「原油⇑で、景気鈍化と見ての」と言う向きが多いが、前日のパウエル発言(『積極的引き締め』)を今消化中なだけ。
…前日パウエルの強気発言
→中間選挙が秋にあるので、パウエル再任時に「インフレを何とかしろ」というバイデンの密命は必ずあったはずなので。約束を守らねばならぬパウエル。
も、インフレ退治に加えて、今はロシア問題も加わり、マズいパウエル(経済が良い状況でなければ、バイデン政権にとってマイナスとなるので)。
…シナリオでは「今月がインフレのピークとなる」と見られていたのに、ロシアで分からなくなってしまった。「全くわからない」。
→本来なら、こういう時(戦争時)こそ金融(FRB)がサポートするべきなのに、(コロナ退治フォローで既に予算を使い果たしてしまったので)それができないというFRBのジレンマ(しかも逆をやらざるを得ない今)。
も、今は経済が非常に強い米(メディアはわざと報道していないが。価格転嫁⇑で体力をつけている企業業績なので、言えない)。
→2000年のITバブルや2007年の好景気の時とは比べ物にならない程の経常利益を上げている今。
→∴「逆イールドになった」etc. 騒いでいるが、本来ギリギリのクラフトを保っている状態の時こそが、一番強い!
→「0.5%の差がある」ではなく、「0.5%以下の状態が一番おいしい」
→株取引にとっては「来たぞ!」の状態。なのにメディアは「怖い逆イールド」としか言わない。
…原油。振れ幅大きすぎ。「コロナ時はマイナスがついていた事を思い出せ」「意味なく振れ幅が大きい今はかなり危ない」とホリコさん。
ヘッジファンド企業が地政学リスクだけで原油先物を買っているだけなので、「非常に信頼できない今の原油マーケット」(『参考にしてはいけない』とも)。
…ガソリン。高進しているも「今の米は、家計資産が物凄く増えている」(米国人は将来・老後に備えてほぼほぼ皆が株(ファンド多)投資をしているので、ここ2年でかなり資産が増えた)。
→∴「今年、年に7回の利上げがあっても、今の家計資産は十分にインフレに保たれる(インフレに耐えることができる)」。
→も、「十分に吸収できる家計資産額なのだが、マーケットは(ヘッジファンドは)どっちに傾くか分からない今」「戦況次第で振れる」。
&「悪材料は既に出尽くし、かなり織り込み済みだが、もし核戦争となればマーケットは更に⇓になるだろう」(あとはロシア情勢だけなのだが、『読めない、分からない』)
「だいぶ金融引き締めをしてきているので、本来なら大底らへんなのだが」とも。
よろしくお願いいたします。
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