暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#215

2021-05-20 08:26:34 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 企業の社債発行増 & 住宅市場の過熱感 & コモディティ上昇圧力etc. にも関わらず「インフレではない。一時的なものだ」を貫き通すFRB。も、4月FOMC議事要旨では「景気が急回復なら、テーパリング議論を始める必要がある」との意見が一部から出、10年債金利が一時1.7%台へと(コモディティは全落へ)。

…も、”米のインフレは一時的”と見る向きが増えてきたマーケット。米では、9月末には”失業保険+特例上乗せ”という、資本主義を破壊している(働く意欲を削ぎ落としている)ジャブジャブが終了となるので、& 企業の”労働コスト上昇(賃金コスト⇑)”etc. でインフレ懸念が抑えられる、と見られている。

「夏場には”インフレ加速”は抑えられてくる=インフレ懸念は夏場がピーク」とニッセイアセットマネジメントの松波さん。

ボトルネックとなっている米労働市場についての解説で(ホテル・航空・宿泊etc. )、

            1. 単位労働コストはこの夏場がピーク。
            2. 賃金上昇でコスト⇑となり、∴米のインフレ懸念は抑えられる。
            3. 「失業率⇑で、コアCPI⇓」という相関があるが、今は「失業率6.1%・コアCPI3%」。(⇐普通なら1%くらいとなるのだが。∴今のコアCPIは上昇しすぎ)

⇒「∴金利高へと向かい、110円方向へ。⇒夏場のピークアウト後は107円台へ行くと見る」と。

…大和証券の谷さんは、「BEI⇑に加えて、ミシガン大学消費者信頼感指数でも過去のレンジを上抜けたので、今後5年でのインフレ加速懸念がちらほら確認できるようになってきた」と。

BEI⇑は、引き締めへと繋がり(∴金利急上昇)、いやがおうでもテーパリングを始めざるを得ない。が、今は物価上昇率が2.3%とFRBにとっては適温なので、「今はテーパリングはメインシナリオとはならない」とも。⇒マーケットでは8月ジャクソンホールで「議論を始める」と見る向き多数。

…NYホリコさん。「何でも買う」相場は終わった、と。

マーケットではテクノロジーが極端に縮小し、医薬に回帰中(日本でも中外薬が5/13で大底、と昨日MXで誰かが言っていました)。

⇒「金融相場」から「業績相場」へと移る過渡期な今、しばらくは決算の良いテクノロジーにマーケットは先導される、とも。

…FT。りゅうかく副首相(リウ・ホー。神7の下の神25。米との貿易交渉における最重要人物。習の側近中の側近) の息子が、巨額ハイテク投資をしていた問題(立ち上げた投資企業を廃業した後も、テンセントetc. 大手ハイテクに投資してた)。

習の引き締め政策の真っ只中の今、りゅうかく氏の姿が最近見えないことから、習近平の後任候補は、「胡春華(フー・チュンファ)副首相」か「郭金龍(グォ・ジンロン。北京閥か。コキントウ主席に近い)」の2人に絞られたと見ている、と日経FT。

…中国が、ロシア製原発4基を遼寧省に建設、という報道(着工式にはオンラインで習とプーチンも参加)。

& ノルドストリーム2(EU~ロシアの天然ガスパイプライン計画)に対し、米が制裁を一部見送りの可能性、という報道も有り(”ウクライナが弱体化する”として、米はこの2の計画に反対していたが)。イスラエル・ガザでバイデンの立場が怪しいことや、北極圏覇権(天然資源)でロシア・中国が近寄っている事など、色々と米が孤軍な様相の今。

…イスラエルのネタニエフ首相が、贈賄問題での支持率低迷から窮地一転。ガザ攻撃指示で国民の求心力を再び得ている今。

”Mr.セキュリティ”の異名をとるネタニエフ首相の作戦勝ちか(野党の連立防止)。フランは一時121.53円まで行きましたが、AM7:00では120.817円。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。



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