おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- NYホリコさん。
…米10年債利回りが一時2.6%台に。激しい動きだが、過去の水準を見ればなんらおかしくないレベル。
…今のマーケットは変化に敏感すぎる。昨日のブレイナードでは”マイナス材料”とされたが、「時間が経てば元に戻る」がここ1年4ヵ月のパターン。今回もそうなると見ている。
…米住宅固定金利が5%に。(ついこの前まで3%半ばのイメージだった)
昨夜の3月FOMC議事要旨でBS縮小についての具体案が出てきたことで、「住宅金利だけは更に上昇していくと見ている」とホリコさん。
→BS縮小:具体案
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- 国債:600億$減らす。→保有国債の更新(再投資)はしない。
- MBS:350億$減らす。→市場で売っていかないと減らせないので、市場で売却していかなければならない状況。
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→∴「それをやる(売る)」と言った事が今回のサプライズに。
→∴FRBがMBS投売りをしてくる、とマーケットは受け取った。
→∴「近い将来、米国債金利が上昇打ち止めとなっても、住宅金利だけは上昇を続けると見ている」
…来週4/13のJPモルガンの決算には注意(決算シーズンが始まるが、最初に金融機関が集中している)。
→「今のマーケットはパッシブの資金ばかり。マクロ要因(金融引き締め・ウクライナ情勢etc. )だけでとことん売ってくる。も、今は超安定企業が多いので、マクロ要因ではなく”決算で個別を狙っている人”が勝ってくると見ている」
「マクロ要因での年初からの下げも、去年は⇓10%の下落が皆無だった故の反動。”おしおき(刈)”」
…今の「ハイテク売り・公益株⇑」はマクロで見てるパッシブの動き。長続きはしない。
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- 「今月(4月)のどこかで今年の最安値を付ける」
- 「今の価格(安)は異次元・異常現象」
- 「業績・財務状況は良いのに、”インデックス売り”からの構成銘柄売りへと波及している今」
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- 昨夜WORLD MARKETZ:近藤さん(another stage)。
…ブレイナードさんの「QTのペースは、前回(2018~2019)よりも急ピッチで縮小していく」という発言は、「BS縮小により、将来の景気も縮小していくよ」と言ったも同然。
…FRBは、イエレンさんの時代からずっと「BS保有資産は米国債の比重を大きく」が目標だったので、QTは必ずMBSから売ってくると見ている。
(MBSのウェートを落とすために。∴落とした後の(BS保有資産の)デュレーションが極端に短くなるので(=ベンチマークが短くなるので)、米金利上昇(債券売り(価格安))の過程ではMBSの方が価格の下げ幅が大きい(∴BS縮小額幅を稼げない))
→∴国債よりも、MBSを大量に売却することになる(大量に保有できる)。∴大団円へと。
…中国の上海ロックダウンにより、”サプライチェーン問題”は”供給障害”になっていくと見られている(∴よりタカ派にならざるを得なかったブレイナード)。
…サービス業etc. 雇用に人が戻ってきているので、労働人口の再びの減少(雇用の減少)は無いと見ている。=雇用は底抜けしないと見ている。
も、今のマーケットは「将来のリスク」ではなく「目の前のリスク(5月FOMC)に視線を集中せざるを得ないだけ(50bps×3回=4%台で6月を迎えることになるので)」。
「リセッション到来時期」オッズでは”2023年”と見る向きが多勢な今のマーケット。
…<4月 Must do>
①保有債券のデュレーションを短くする(=減らす方向に急いでいる皆)。→長い金利(長期国債)だとダメージが大きくなるので。
②高PER銘柄を控えめにしていく(ハイテク・成長銘柄。潰れていくと見ているので)。
- 昨夜WORLD MARKETZ:武部さん。
…4/14のECB政策金利決定会合。
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- 「ロシアの戦争犯罪」に対する欧州委員会の制裁
- 4/10(日)の仏大統領選挙(マクロンと極右ルペンが接戦となっている事でのユーロ売り)
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→∴4/14(政策決定会合)の最大リスク:ユーロドル1.04を意識。
…ロシアのオリガルヒ(財閥の総称。政府寄り)。
英チェルシーのオーナーだった人が、トルコのサッカーチームを買収していた(3/23報道)=西側ではないトルコ。
→4/14政策決定会合のトルコ(CPIが前年同月比マイナス61%だった)。
…黒田総裁。
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- 円安牽制的発言アリ。
- 「物価目標2%維持」はタスクか。
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…神田財務官。「日米の間で緊密な意思の疎通」と発言。
→∴「7月に参院選あるし」「米のインフレ対策協力の為」という思惑ありきでの、”円高望む”とは言わない?
→∴通貨安(円安)は続くと見られる(125円・130円を意識へと)。
※ブレイナードさん:過去に「国際ルールを守れ」と牽制してきたことがある。
「ブレイナードさんは、2026年のパウエルの後釜を狙っているのでは。∴今のうちにリーダーシップを取っておきたい、と見て取れる」というマーケットの声多数、とも。(∴2026年∼米経済はハト主流への方針転換?)(パウエルとFRB議長の席を争って負けたブレイナード)
よろしくお願いいたします。
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