おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- ファーウェイを含む中国5社の製品との契約を結ばないとした米政府。1年前に国防権限法の第一段階として直接取引を禁止しているが、今回は強硬ではない印象だ。これが今日のダウ・ナスダック下落の要因だろう。(昨日の上海総合の大幅下落はSMICの本土上場というイベント通過感か。中国6月新築住宅上昇でのインフレ抑制介入操作ではないとみるが…)
- ゆえに、6ヵ月先の景気先行き見通しが低下してきている米。リスクオンでの$上昇でも、先行き警戒感が残っている昨今だ。しかし、過剰流動性資金がジャブジャブなのだから、狭いマーケット内での”銘柄ローテーション”は必然となるだろう。決して”勝ち組負け組”の二極化ではないと見ている。
なので、大きく売られたら、大きな買い場だ。結局は、取引所が例え10年閉鎖となっても、無事に生き残る銘柄を買え、という事。
- 「成長株を買って、バリュー株を売る。バリュー株を買いながら、成長株を売る。」な、Mixing相場な今。銀行屋と海外投機筋の手口だ。新興市場は賭博場か。そろそろ、そろそろ危険なマザーズ。日本に投機資金が回ってくるのは8番目なので、回収の足もとても速いだろう。
中国の統計集中日だった昨日も、6月小売が市場予想を下回った個人消費懸念よりも、SMICの中国本土上場が上海総合を押し下げた因なのだろう。(SMICは米政府職員年金基金のポートフォリオから外された&ナスダック上場撤退)イベント通過で投資家心理を読むBR。
- マーケットのストーリーとは、期限付である。バブル崩壊系ハードランディング的ストーリーが失敗に終わった事を糧に、今回は胴体着陸ではなく、視聴者参加型盆踊り会場的ストーリーを持ち出してきた各国中央銀行だが。
米にはやり返せないが豪と同じく英にも嫌がらせをしてくると見られる中国の、その手法、アクション次第では、盆踊り会場を設営したBR町内会は盆踊りに夢中な庶民をざっくざっくと刈り取り、多利を回収するだろう。(英米(イルミ)が庶民にタダでお金をくれるはずがないのである。コロナ失業給付金とかいつか回収される。)
まあ、英は原発・電力を中国資本に依存しているので、この辺りの日本企業の動向も要チェックだ。
- 回収といえば、この間の原油マイナスというどこかの仕掛けで、米シェールoil企業が被った損失を、米BRはどういう手法で復讐していくか。
- そして、戦争をチョイスしなかったトランプに業を煮やしたイスラエルの、イランへのちょっかい攻撃。⇒乗ってこないイラン。
- ロシアのサイバー攻撃に対し、米英加が団結し主張を始めた事 etc.
…ゆえに、皆、日々学んでいるのである。なので巷で囁かれている”歴史の転換点”などは来ないであろう。株安債券安通貨安のトリプル安になっても、”GOLDが君臨する時代”などというのは野望家の足がうっかり地に着地してしまっても、来ない。だって全てはBRに操作されているので。100人会議によって。
…そして今夜はそんなBRの決算発表だ。世界のTop of 中央銀行は、FRBでもスウェーデンでも、ダボス会議でもない。1年に1回南アフリカ共和国で開かれる100人会議である。その冷徹な「チーム100人」に、下克上ゲームを仕掛けている存在の受ける仕返しとはいかに。
<今日の始値予想>
・1482:米債ヘッジ:2520円
・1552:VIX短期:11430円
・1679:NYダウ:25520円
・2561:日本国債:2739円
よろしくお願いいたします。
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