おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- ”政策の失敗”と烙印を押されつつあるパウエルさん。 & 中国では今日から全人代が始まります。
…米長期金利の時間外⇑で、7:00から108円丁度をつけているドル円。
…パウエルさんの発言で、米3指数が一気に大幅下落。NY午前はOPEC+の合意(マーケットは”増産”を見込んでいたものの、閣僚会合で「4月も減産規模をほぼ維持する」で合意、からの急伸(サウジも自主追加減産継続))。
しかし、NY午後に、パウエル発言「完全雇用には程遠い」&「インフレを警戒しているが、動揺はしていない。一過性の金利上昇と見ているので、まだまだ経済には金融緩和が必要」的な内容だったので、マーケットは”金利は行き過ぎ”etc. の「インフレ警戒」など一歩踏み込んだ内容が出てこなかった、として、10年債金利上昇 ⇒ リスク回避色強まる ⇒ 銀行・景気敏感株& IT売りが止まらず(ナスダック⇓2%)。為替も108円丁度近辺(パウエル発言でドル高へと。「FRBの介入は、可能性はあるが今は必要ない」で)。
⇒インフレ対応策を希望していたマーケットにとって、金利上昇で苦しいマーケットやファンドetc. を助けてくれなかったFRBに対しての”失望売り”が広がった今日。”パウエルの失策”と評されていました。
⇒現在は金利次第のマーケットなので、今後も米金利は上昇しやすいと見られています。
①Amazonが時給引き上げを発表した事、②米では春に2回目の現金給付が行われること、で、米の個人消費・所得は一気に伸びるという見方(大和証券NY)と、”「リーマン後の”失業率45%に迫る勢いの今」なのに、インフレにさらされている米” ⇒ 経済悪化で、更に失業者数が増え、もう一段の金利上昇となるという見方(三菱UFJ信託銀行:谷口さん)。
現在も時間外でどんどん米10年債金利は上昇中(SBI証券の北野さんは「今日の東京はNYの6ガケの下落幅と見ている」と仰っていました。NYは一時下落率10%、⇓700$まで行きました)。
普通は、マーケットが混乱すれば、FRB(中央銀行)が”口先介入”etc. でなだめるのが通例なのですが、今回のパウエルさんはマーケットが期待していた「インフレ警戒姿勢を示す」が弱いものだったので、失望売りへと。
「FRBの目標を脅かす今の金利上昇にへ懸念」としたものの、「全雇用・物価上昇には程遠い」&「長期にわたり、今の金融緩和を維持していく」と発言したことが、マーケットでは嫌気に受け止め、米10年債金利は1.47% ⇒ 一気に1.567%へと。
…今日から全人代。
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- 内需拡大(内需主導型経済)
- 香港での選挙制度の改変
- 資産格差広がる⇒所得の再分配機能強化
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について話し合われると見られている。2035年までの中長期の経済計画、目標を立てると見られる。
《2021年:8.0%目標と見られている》が、具体的数字は言わないとも見られる。
《出口政策(地方債を減少させる)と見られている》(ネット地方債を)
《不動産バブルが顕著な今。当局は不動産バブルを牽制している》⇒不動産に手を出してしまった若者が返済奴隷となり、”節約”に走ってしまっている為、個人消費が落ち込んでいる今の中国(北京・上海・シンセンで顕著)。故に、個人消費主導の内需経済とはなかなかなっていかない今の中国。
《習近平はポスト”リ・コクキョウ”(No.2)を表に出してくるのか & 欧米メディアが”ポストNo.2”を記事に取り上げるかどうか》⇒No.1習近平とNo.2リ・コクキョウの確執は有名です(「習近平の貧困の定義では、6億人を取り残している」と主張するNo.2リ・コクキョウ。習近平が”ポストNo.2の人事”を出してくるのかどうかに注目が集まっています)。故に、経済成長の不確実性から、2年連続でGDP目標数値を発表しないとマーケットは見ています(香港の選挙制度については、民主党を排除していくと見られている)。
…米国務長官(ブリンケン)と国防長官(オースティン)が、3月半ばに来日することが決定した、という報道。「2プラス2」&菅総理との会談有り。
米軍が、今年10月から、2兆9000億円規模でアジアに対中国ミサイル網を敷く(構築する)という報道アリ。⇒中国の反発は必至と見られています(最近、”仕返し”を金融マーケット(米債)でしてくる中国⇒その後のフォローをすかさず入れる米)。
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- 「21.10月~6年間で約2.9兆円(273億$)の予算を投じる案を検討する(アジアに要望する)」。
- 米軍は核弾頭の搭載は明確に否定している。”通常兵器のみ”と。
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…EV等の車体生産OEMの「マグナ・シュタイヤー」が注目という日経記事。ソニー・アップルetc. 続々と大手が駆け込んでいるとの事。マグナCEOは「工程計画を何でも持ってきてほしい(断らない)的発言。
マグナ・シュタイヤーの本社はオーストリア。グラーツ工場では、ベンツ・BMW・ジャガーなど、有名どころの殆どをグラーツ工場が生産しているとの事。
中国は今日からの全人代で、ハイテク育成(自国完結生産を目指している)について話し合うと見られているので ⇒ 世界No.1を目指すと見られている
⇒ 更なる米中ハイテク戦争となると見られるが、デジタル課税容認etc. 中国に譲りっぱなしの米。故に、親中EUの中国への動き(特に仏)に大注目!
…《IAEA》欧米がイランへの非難決議を取り下げ、見送った(非難する決議書を提出していたEUだが)。⇒申告していない施設からウランが見つかったことから。⇒「技術的な会合をイランで6月まで」
…伊:初のグリーン国債発行。1.1兆円分。10倍の応募。
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- 2045年が満期(=超長期国債)。
- 1.547%(異例の米10年債と同じ利回り)
- 85億ユーロ分の発行
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故に、ドラギマジックを覚えている投資家からの応募が殺到。
…今夜の雇用統計に注目。米金利がどう反応するか(ADPが弱かったので、弱いと見られています。FRBピンチ)
& 経済は不調なままなので、原油価格上昇で、世界経済がどう伸びていけるのか?にマーケットはどう動くのか(& 中国の便乗経済仕返しが来るか)
…バイデン政権の巨額財政赤字がこれから出てくるので、⇒ 米も中国も引き締めに転じてくると見るので、⇒ 故に、今の”バーチャルマーケット”から現実に引き戻される覚悟を、とAISキャピタル肖さん。
よろしくお願いいたします。
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